第49話では、万太郎(神木隆之介)が大畑(奥田瑛二)の印刷所に通い始めて3週間が経ち、季節はノアザミが咲く夏になりました。一方、万太郎に会えずに悶々とする寿恵子(浜辺美波)は、意を決して東京大学へ向かい、植物学教室をのぞくと、波多野(前原滉)藤丸(前原瑞樹)らと笑い合う万太郎の姿を目撃するという展開になっています。
寿恵子は高藤にお姫様抱っこされたことで自責し、まつから男のためではなく自分自身のために生きることを教わる。落胆した寿恵子は白梅堂に戻り、槙野さんの言葉に従って万太郎との関係を終わらせる。SNS上では寿恵子の行動について様々な意見が寄せられた。
そして夜、ついに万太郎は石版印刷を教えてもらうことになった。寿恵子を迎えに行くため、万太郎は「全速力」で走る。果たして間に合うだろうか?
最初は祐一郎くんからいじめられていたのに、友人になりました! 東京大学でも小学校中退で、宿題もなく自由に研究できるため、嫌われていましたが、今では一緒に植物雑誌を作るほど、中の良い仲間になりました! 印刷所の職人からも砂かけられたりされたのに、もう一緒に食事したり誉められたりする仲になりました! 万太郎は人を惹き付けるものがすごく勝っていたのかな。。。
「自分の機嫌は自分で取ること」 まつさん、本日の格言。
ちがうよ、寿恵子さん! 万太郎は寿恵子さんを一日も早く迎えに行くために努力しているんだよ! 万太郎が笑顔なのは、その日が近づいてきたと感じているからだよ! 高藤に行くのを待たないで、止めた方がいいよ!
印刷所の方々は怖そうに見えますが、実際にはとても優しい方々です!
それに、「らんまん」は本当に面白いですね。ワクワクしながら見ています。万太郎は波多野や藤丸らと仲良くなってよかったです。しかし、そこに意を決して万太郎に会いに行った寿恵子は、万太郎らの笑い声で「振られた!」と思い込んでしまったのも、淡い恋心からの感情が影響していたのでしょうか。
また、万太郎らが脇田さんに配慮して、案内してくれて、脇田さんは「いいです」と言って帰ってしまったことも、とても良かったです。 会ってあげてほしかったな。二人の恋が切ない展開だったが、職員の脇田さんが「女性が牧野に会いに来てたよ」と言ってもらって、万太郎は寿恵子に会いに行くのかな? でも、万太郎は一人前になってから寿恵子に会いに行くことを決めているので、これからの万太郎と寿恵子の愛に目が離せません。 主題歌の「会いに会いに来てほしい♪」のフレーズで、万太郎と寿恵子のどちらかが会いに行って、恋が成就する日を早く迎えたいと思います。明日も楽しみです。
槙野さんを待つのをやめて、高藤さんの申し出を一旦受け入れることになったのかな? それで、万太郎はギリギリセーフで迎えに行くか、高藤と対決するか! 後者の方がおもしろそう…なんてね。
いよいよ絵師の方から指導を受けられることになりそうですね。今回、印刷所に弟子入りしたのが一番のメインです。これを習得して、学会誌の目途が付いたら寿恵子に会いに行くのでしょうか。間に合うかな?万太郎、頑張って!
寿恵子のことはいつも頭の中にあるんだろう。しかし、仕事を成し遂げなければ迎えに行く資格もない。いいね、万太郎。頼りなかったボンが大人の男になりつつある。
万太郎は印刷屋の仕事が手早くできるようになり、大畑からも褒められ、職人たちとも仲良くなった。石版の絵を撫でていたところ、画工から「やってみるか?」と声をかけられ、万太郎は嬉しさで言葉を失った。万太郎の頭の良さと手際の良さから、印刷屋の人たちは「こいつは仕事ができる」と思うようになった。また、万太郎の人柄のよさも功を奏している。
東京大学植物学教室では、学会誌に3年生の論文を掲載しようとアピールするが、試験前でピリピリしている3年生に叱られてしまう。しかし、万太郎は「外国でも通用する学会誌を作ろう」と宣言し、格好良かった。 寿恵子は東京大学に万太郎に会いに行ったが、落胆して声もかけずに帰宅した。彼女は早とちりをしていた!
ドラマは新たな局面に入った。明日、万太郎は画工から教えを受けることになる。画工の岩下は、「猫の絵は褒めてもらった」という絵を見たいと言っている。
自分の機嫌は自分でとる… 正に今の牧野万太郎と言える。誰かに機嫌をとられる必要はないが、いつも前向きで一生懸命な態度や朗らかさで、周りの人の機嫌をよくしている。そして、自然に自分で自分の機嫌を取っているように感じる。
いつもお世話になった人やこれからお世話になる人には、たくさんの菓子を持参する。人が喜ぶ姿を見ながら自分の心もご機嫌になる。きっと幸せ多き人生になるに違いない。
ずっと不思議に思っていたのですが、まつさんは寿恵子に万太郎が「寿恵子を迎えに来るから全力で頑張る」と言ったことを伝えていないのでしょうか。それを伝えていないため、寿恵子がどうして万太郎がお店に来ないのか不審に思っているのかもしれません。もし私が親だったら、「迎えに来るために全力で頑張ると言っていたから信じて待ってあげたら」と、寿恵子に伝えてあげると思いますが…。ただ、寿恵子に選ばせると言いながらも、高藤とのお金に困らない安定した生活を望んでいる気もします。
マツさんの妾としての技術に深く納得してしまった。このままだと、寿恵子ちゃんは万太郎を諦めて、高藤の言いなりで妾の座につくことになるかもしれない。しかし、好きでもない男と過ごす虚しさを感じたら、自分から万太郎の方に行くのか、それとも万太郎がマツさんから聞いて慌ててプロポーズするのか? 仕事も植物学も大変そうだけど、器用さを褒められていたので頑張って!
この朝ドラマは、牧野富太郎のノンフィクションではなく、槙野万太郎というフィクションの人物が作り上げた面白くておかしいストーリーです。しかし、このドラマで初めて牧野富太郎の存在を知った人々は、このドラマを見て、これが牧野富太郎や周囲の人々の真実のエピソードであると信じ込むかもしれません。私は少し怖いと感じています。この人物がモデルであると明かすことは、避けたほうが良いのではないかと思い始めています。
予告にあった寿惠子の「待つのやめる」は、自分が動くという決意みたいなものだと思っていましたが、すれ違いになるとは……。 まあ、どれだけ危機感を演出しても奥さんになることが確定しているのですけど、やきもきしますね。 それにしても、いくら器用だとしても石板印刷の仕事って3週間程度で覚えられるものなのですか? てっきり年単位の修行が必要なのだと思っていましたよ。ましてや万太郎は現状以上の高い精度の印刷物を作ろうとしているのですよね? 高藤が1ヵ月で返事してくれと言っていましたから、それに合わせるためでしょうけど、いくらなんでも万太郎が万能、というか超人な気がするんですけど。
女遊びで人間不信に陥るのならまだしも、相手の将来を思って身を引く。この時代ならではかもしれないが、万太郎の言葉や行動で自分を取り戻せるのか、あるいは自分自身で内助の功を果たすことに決心するのか、楽しみですね。
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