タキ(松坂慶子)の法要を終え、東京に戻ってきた万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)は、いよいよ長屋での新婚生活が始まりました。万太郎は、高知で採集してきた植物標本を手に大学へと向かいます。植物学教室の面々には、新種かもしれない植物が含まれていることを伝えますが、田邊(要潤)から突然、その標本を持って自宅に来るよう命じられます。その夜、万太郎は田邊から「専属のプラントハンターにならないか」と誘われます。
子供の頃、私は牧野富太郎さんの伝記に夢中になって読みました。しかし、彼は東大でいじめに遭ったようです。妬みや劣等感から、ヤタベ教授につらく当たられたそうです。それでも、彼は植物愛に満ちあふれており、全国の植物愛好家から標本を集めて分類学の基礎を築くことに取り組みました。私は、彼の情熱に感銘を受けました。また、牧野氏ゆかりの植物公園も近くにあり、当時は彼がどれだけ素晴らしい人物であったかを知らずに、遊びに行ってグミの実を食べたりしていました。
田辺教授からすれば、軒を貸した程度に思っていた万太郎が、母屋を取られかねない状況に陥ることに危機感を抱いたということでしょうかね。
裏を返せば、万太郎は東京大学植物学研究室にとって、まさに黒船来航並みのインパクトを与えたということで、彼の非凡さを認めざるを得なくなり、配下にして利用してやろうという欲望から出た勧誘といえるでしょう。
最終的に、この申し出を断り、万太郎が研究室への出入りを禁止される流れになるのでしょうか。
もしあなたが専属のプラントハンターになるように誘われた場合、条件を提示することができます。給料を支払うために必要な交通費、宿泊費、食費などの全ての必要経費は大学が負担します。 標本の保管場所として、長屋の賃料も大学持ちであるため、場所には困らない。もし手狭であれば、大学が大きな屋敷を借りて保管することもできる。
万太郎ならそのくらいの交渉はできるだろう。
そうやって活躍するうちに、他の教授や大学からも認められ、独立することができるでしょう。
史実では財産処分である岸屋のドロドロを、みごと相続をめぐる分家(を悪役で描く)のギャグネタで昇華して下さった朝ドラさま。 もう一つおねがいをさせてください。田邊を劇中死なせないでください。いや、劇中では、海中で昆布が田邊の首に巻き付いて「なんじゃ、コリャーッ」と言ったところで目が覚めるとか。史実の矢田部死亡による途中退場は、実家の財産処分以上に、朝ドラには不向きです。よろしく。 田邊は最後まで悪役で(笑)。
プロントハンターって、田邊教授の手足となって植物採集して、新種があれば教授が発見したことになって手柄を奪われるってことなの? 専属ってことだから、そういう意味だよね?万太郎の植物に対する造詣と知識量は半端ないから、それは認めつつ、うまく使ってやろうみたいな感じかな。 田邊教授はやっぱりクセものなのかな?まだわからないけど。
富太郎氏(万太郎)の半生をそのまま辿ると、厳しく辛いことがこの先たくさん待ち受けているようです。朝から元気が出るような内容にしていただけると嬉しいです。
残念ながら、学術界も正しいとは限りません。教授が部下や弟子の研究や論文を自分の名前で発表したり、データや進捗を「整えたり」することがあるようです。
万太郎: 「それやったらタイムスクープハンターもやらせてもらいますき」 田邉教授: 「…..土佐の人にはいつも驚かされる」
タイムスクープハンターから専属プラントハンターを命じられた万太郎さん。万太郎が苦労する姿を見たくない。
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