第82話では、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の元に園子誕生の手紙が届き、2人は大喜びします。園子は寿恵子(浜辺美波)、万太郎(神木隆之介)、そして長屋の面々にも可愛がられ、すくすくと成長していきます。ある日、ゆう(山谷花純)に誘われ、万太郎は倉木(大東駿介)福治(池田鉄洋)と4人、出かけることになります。しかし、それは4人が引っ越しの手伝いをすることだったのです。
道中、万太郎は大きな池に大興奮し、植物採集を始めますが、その後、4人は引っ越しの手伝いをすることになりました。
池のほとりで、福治が「あんなに楽しそうでよ。万ちゃんは恐ろしくならないのかね」と言いますが、万太郎は「オレは…クセだな。こういういい時っつーの。楽しけりゃ楽しいだけ、どっか怖くなるからさ。いいことがあった分、よくねえことも起きるぞーって」と答えます。
SNS上では、「盛大な『よくないこと』フラグ立ってて怖すぎる」「昨日から不穏の種蒔きがされてるよねえ。正負の法則」「連日、不穏な終わり方。フィクションだから史実に忠実じゃなくてもいいんだよ…(小声)」などと心配の声が相次いでいます。
今日の回は万太郎や家族たちの幸せで微笑ましいシーンが多かったけれど、ストーリーがあまり進まないので、他の朝ドラのように中だるみになってしまうのかと懸念していたところ、ラストでまさかの福治の不穏な発言が出るとは思わなかった。
この福治のセリフを際立たせるために、今回はあえて幸せそうなシーンを多めにした脚本の巧みさを思い知った。
自分も年を重ねたせいか、福治さんの言葉が沁みます。そうなんですよね、上り調子のときに臆せず乗れていけるのって、結構勇気いりますよね。
にしても、倉木の兄貴はすっかり更正して(無精髭もなくなって、とても健康的に見えましたね)。引っ越しの手伝いまでして、長屋の皆さん仲良しですね。
万さんは偉いですね。夜中に仕事中に赤ちゃんが泣いた場合、昔の(今でもかもしれませんが)男性は母親に世話をさせるものでした。園子ちゃんはとても可愛いです。手足の絵だけで可愛さが伝わるのは凄いです。
しかし、似顔絵だけは……期待どおりの朝ドラです。
今日は福治さんに共感しました。楽しいことがあっても、何か漠然とした不安がいつもあって、今の幸せが怖くなるというのはわかります。そこが天才と凡人の違いでもあるのかもしれません。万太郎は常に植物のことでどこまでも走ることができます。他のことを悩むことはないのでしょうね。でも、確かに楽しまないと損ですね。人生は一度きりですから。今日は竹雄綾夫妻も登場して、やっぱり嬉しかったですね。これからも要所要所で登場するのでしょうか。
昨日の万太郎や藤丸たちが長屋に戻ってきたところで映された鳥居に影が落ちて、雨とダーク田邊教授も不穏でしたが、今日の福司さんも何かしらのフラグを立てた感じがしますね。
牧野富太郎・壽衛夫妻がモデルになっている人は、この後の展開をどのように描くのか気になると思いますが、すでに第14週の金曜日には、寿恵ちゃんが徹夜続きで布団で寝ない万太郎に対して「私より長生きしてくれないと困ります」と言っており、自身のその後を暗示しています。
今のところ周囲の人たちを明るく巻き込んで笑顔をもたらしている万太郎ですが、何かしらの鬱展開があるのでしょうか……
綾の「作ろうか・・・新しい酒を」。あのタイミングでこのフェイントは、竹雄でなくても勘違いするね。「あー酒ね」としか言えなかった。
綾の酒への情熱は、以前と全く変わっておらず、それがうれしかったです。
寿恵子が少し疲れて心配そうな表情をしているのに対して、万太郎は凛々しい表情で、親になったことを上手く表現しているなと思いました。また、少し成長した園子ちゃんがりんさんに抱かれながら、寿恵子の方をずっと見ていた姿は可愛らしかったです。
福治さんの「いいことあれば悪いこともある」という苦労人らしい言葉は、昨日の最後のシーンに続いて何かを暗示しているようで気になりました。でも、どんな状況になっても、万太郎が「植物を好き」という気持ちを持ち続け、乗り切っていく姿を見せてほしいと思います。
福治さんのセリフに、思わず「わかる!」と言ってしまいました。私がそうだからですね。福治さんのように癖になってしまいました。
あまりにも幸せな時間を過ごすと、急に不安になることがあります。実際、いいことと悪いことはバランスよくやって来る気がします。変な言い方かもしれませんが、交互に訪れるものだと思います。
万太郎の不幸はとても辛く悲しいことだと思いますが、それが人生だとも思います。本当は辛いことなんて起きない方がいいのですがね。
竹雄と綾に出番がありました!お盆に帰ると言っていたのに、それでも出ないから本当にもう出ないのかと思っていました。新しいお酒造りは綾の夢ですからね。また、時々進捗があって出番があるといいですね。
2日連続で不穏な終わり方が続いていますね。今週はフラグを立てまくって、金曜日に何か問題が発生して次週に持ち越されるのでしょうか。
久しぶりに竹雄と綾に会って、朝から癒されました。「私たちも作ろうか?」と言われて期待したのですが、「新しい酒」と聞いてちょっと残念でした。竹雄、ドンマイです。
万太郎が描いた寿恵子像はちょっとホラーで笑えました。新しい酒に挑む竹雄と綾夫婦は、自分たちの道を悔いなく行くことでしょう。仲の良い夫婦で、とても癒されました。
昨日と今日と不穏な終わり方ですが、福治さんの発想はネガティブで(運も逃げる)、言う通りにならなくて良いと思います。しかし、槙野家は前向きで皆に好かれます。素晴らしい運もあります。それが良い所です。
歴史的には、悪いことが次々と起こることが多いですが、ドラマで描かなくても良かったのではないでしょうか。
福治は以前、寿恵子に「身の丈に合った…」という、ネガティブなアドバイスをしたことがありました。彼はいつもそういう思いに心が囚われているのだと思います。しかし、私はこれが「よくないことが起こるフラグ」ではなく、福治がネガティブな思いから解放されて、明るい方に歩き始める何かが起こるのだと思っています。
綾と竹雄が久しぶりに登場しました。綾は新しい酒を造りたいと話しています。竹雄も自分も、てっきり子づくりかと思って吹き出してしまいました。
万太郎は楽しそうで、まるで子供のようです。
福治の言葉からは、何か嫌な予感がして、今後の展開に暗示があるように感じます。
福治さんの言うことは、ネガティブとも取れるが的を得ていることが多い。万太郎が幸せ一杯な時を過ごしているときに試練がくる予感がしている。昨日の田邊教授のシーンの匂わせといい、今週後半には嫌なことが重なりそうで怖い。
以前にもコメントしたが、ロケのカメラワークが上手いので画面が美しい。池への緑の映り込みや、万太郎が池の反対側に行った際の前ボケ感は素晴らしい。禍福(人生)は、あざなえる縄のごとしなので、連日不穏なラストもいいと思う。ちゃんと回収されるから。
最後の大きな池のシーンは、画面いっぱいに緑があふれて目に優しい光景だった。他のシーンが飛んでしまったように感じる。綾さんは相変わらず竹雄と呼び捨てなのね。園子ちゃんの手足は細密画なのに、何で顔だけ・・・軍配のようになってしまったんだろう。
自分で考えて考えて、この決断で間違っていないとほっとした時に足元をすくわれる。登山好きの父も、頂上までより帰り道の小さな石車が危ないんだとよく言っていた。こんな不穏な言葉で次回について考えると、嫌な予感しかしない。
ところで、万太郎ってさかなクンみたいだ。学歴はなくても、その道の知識と情報収集はすごいし、魚の絵はすごく上手いけれど他の絵は実はそんなに上手くなかったりする(私からすれば十分上手いと思うし、万太郎の赤ちゃんの絵だって上手いと思ったけれど、魚や花の絵と比べたら)。
池田鉄洋さんと要潤さんは、釈由美子主演の「ヒミツの花園」では兄弟役を演じていたんだよね。フトそんなことを思い出した。ただ、「らんまん」では接点がなさそうだけど。
万太郎側が最近はキレイに描かれ過ぎているから、どうして大学出禁になるのか疑問に思う人もいるかもしれない。田邊教授の嫉妬だけだとつまらないなーと感じる人もいるかもしれない。
峰屋は造石税により廃業してしまったのだ。大店の峰屋がそのようなことで資金繰りが悪化するとは思えないがw周りの店は横流しや賄賂で成り立っていた中、峰屋だけは清く正しい姿勢を貫いていた。それでも倒産してしまった。マッサンモデルの広島酒造メーカーだけでなく、現在全国に残る老舗酒蔵が悪いことをして生き残ったということになるのだろうか?
もし峰屋が廃業した後、小さな酒蔵から再スタートしたとしたら、もっとファンタジックなストーリーになったのかもしれない。
久しぶりに竹雄と綾夫婦に会えた! 万太郎は顔が描けなかった(笑)
綾「私たちも作ろう」 竹「作る?(子供を?)」 綾「新しい酒を」 竹「酒?あ、酒か!(そっちかい!)」 流れからして子作り宣言と思うよ(笑)
倉木「これはお前が見つけたものだろ、ロシア人に取られてんじゃねぇか!」 倉木さんは優しいな!
福治さんの一言はとてもよくわかるが、不穏な感じもするなあ…。 今週のタイトルは「不穏な終わり」なのかな?
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