ドラマ「らんまん」第94話のあらすじ。寿恵子は卑劣な内容の新聞小説に胸騒ぎを感じ、田邊教授の妻・聡子の元へ向かう。田邊家には野次馬が集まり、警察が来るほどの騒ぎに。寿恵子は聡子との再会の約束を果たし、田邊は新聞社を訴えたと報告する。SNS上では寿恵子の勇気ある発言に称賛の声が上がる一方、万太郎は高知の山で植物採集をしていた。
寿恵ちゃんが田邊教授に「ご執心なのは貴方です」と言ってくれて、スッキリしました。万太郎との出会いや向き合い方、知識すべてを一目おいているのに素直に認められず、許せない教授です。聡子も最後に凛として教授に逆らいましたね。タッグを組んだ二人は最強でした。心くんの登場に成長を感じ、嬉しくなりました。万太郎の新種発見につながるのでしょうか?明日も楽しみです。
寿恵子さんは素晴らしい人です。 田邊教授は政治的な動きが過ぎていて、人の善意がすべて意図的なものに見えてしまうようです。 教授は知らないかもしれませんが、槙野夫婦は長女の死、峰屋の廃業、次女の誕生など、たくさんの困難に直面してきました。しかし、2人は植物採集で再出発し、その絆や心の強さは倍増しています。 「あなたのような人には教育が必要だ」と言われたかもしれませんが、学校教育を受けていなくても、人間としての試練に耐えて成長している人は強いですね。学歴自体は素晴らしいことですが、最後まで学歴や教養を持ち出すのは捨て台詞になってしまいます。
「そうかもしれない、そうではないかもしれない」というのが目の前の相手の目に見える真実はほんの氷山の一角でしかなく、事実の全てを知らないことを認めることが、誹謗中傷をすることをなくすことにつながると思います。
私は、万太郎さんが田邊教授に恩を感じているからこそ、虫けらは私にすがるしかない、と言われたことを誰にも口外しませんでした。それは妻を傷つけたくないからでもあると思いました。彼は強くて優しい人です。
スエちゃんは最高ですね。あんなに怒っていて勝ち気でも、可愛らしく、かと言って子供のワガママにも見えず、妻として友人として堂々と言い返す浜辺さんの演技も素晴らしいです。聡子さんも初めて言い返して、スエちゃんの気持ちに勇気をもらって、目に力が宿る感じ。本当に良いお芝居ですね。長屋の皆さん、特に安藤玉恵さんの絶妙な力の抜き方が大好きです。
「それでもお寿恵さんは私のお友達です」と、毅然とした態度を取った聡子さんに、あの教授が動揺していました。聡子さんが旦那様に対して抗弁したのは初めてのことでしょうね。
お寿恵ちゃんが十徳長屋に帰ってきたとき、鳥のように見開いた目で怒っている顔がとても可愛らしかったですね。
虎鉄役の寺田心くんを見ていると、昔の神木隆之介さんを思い出します。
寿恵子さんはとてもかっこよかったです。おびえる聡子さんと彼女の娘さんに向かって、「石を投げる人が間違っていることもある」と力強い言葉で励ましていました。また、田邊教授にもビシッと言いましたね。権威の象徴のような田邊教授でも、寿恵子さんには通用しないようです。
あなた様は槙野にご執心なのだそうで、それについてハッキリとおっしゃっていましたね。聡子さんも、今回ばかりは自己主張して、「寿恵子さんは私たちの友達です」と言いました。益々寿恵子さんと聡子さんの友情は深まっていくことでしょう。
田邊教授には心を許せる友達はいるのでしょうか。ふと思いました。とにかく、今日は寿恵子さんがとてもかっこいいと思いました。
今回、聡子さんが田邊教授に自分の考えを主張したのは初めてでした。これまで、「自分にも(貴方の帰りを)待つことはできる」とか、「わかりません。申し訳ありません」という受身的で自分の無知を恥じるような言葉が多かったと思います。しかし、今回田邊教授の寿恵子さんに対するあまりにも失礼な態度に対して発言をしました。その後の態度からも、田邊教授に対する怒りを感じました。
以前の子供っぽさから、何だか大人びた雰囲気に変わっていました。子供やお手伝いさんとの関係も改善されたようです。
今後、田邊教授が社会的に苦境に立たされることが考えられます。その際、田邊教授の苦しい立場を精神面で支え、救えるのは、聡子しかいないと思います。万太郎と寿恵子の関係のように、共に支え合う関係が構築されていくことを期待します。今後の田邊教授と聡子との関係に注目したいです。
田邊の悪役ぶりが面白い。人の善意をどうしてあそこまで悪く捉えられるか。性格がひねくれている。それに対して寿恵子の毅然とした態度、きっぷの良さが見事だった。万太郎に執心しているのは貴方の方では、と正に図星。寿恵子と聡子の友情は更に深まった。それにしても新聞小説を真に受け現実の田邊家に石を投げる大衆。昔の話しでなく現代でも誤った情報に踊らされることに注意しなければなりません。
今日は田邉教授の矮小な人間な面が前面に出ていましたね。心細く不安な聡子親子を懸命に励まし、父親の立派な面を説いてあげていた寿惠子を、万太郎との関係を取り持ってもらおうと聡子を利用しに来たとしか思えませんでした。
一方で、教授のような人にも物怖じせずズバッと言いたいことを言える寿惠子の度胸には一定の評価を与えつつ、「あなたのような方こそ、教育を受けるべきでしたね。」と嫌味も忘れませんでした。これには今まで教授を尊敬して付いてきた聡子も初めてと言ってもいい反抗心を見せましたね。
このことで教授と万太郎の関係が少しでも良い方向に向かえばいいのですがね。
聡子さん、不安だったでしょう。でも、寿恵子さんに会って励まされ、子供たちからも良い言葉をもらえたことは本当に良かったですね。田邊教授との会合でも、寿恵子さんがビシッと言い切ったことに、聡子さんもあまりにも立派でした。私は何があっても、槙野さんの友達です、とはっきりと言い切ったことも素晴らしかったです。田邊教授は、聡子さんの物言いに驚かれたのではないでしょうか。聡子さん、待っててください。私を嫌いにならないでくださいね、と思ったのかもしれません。2人とも、よくやりました。
また、万太郎は虎鉄少年と出会い、新種を発見しました。新種にこだわる男、万太郎。よくやったね。明日も楽しみにしましょう。
すえちゃんは強いですね。万太郎と同じくらい堂々としていて、田邊教授と渡り合っています。田邊教授も「牧野にご執心」と言われて驚いていました。すえちゃんの強さは性格によるもので、教養とはあまり関係がないと思います。むしろ、教授の嫉妬に正面から立ち向かって論破したことから、口先だけでなく実力でも教授より上かもしれません。聡子さんも、きちんと言うべき時にはきちんと意見を述べていましたね。すえちゃんの悪い影響に過度に影響されないように願いたいですがw。
万太郎はやっぱり植物に愛されているのでしょうか。でも、もし新種だとしたら、万太郎は自分で名前をつけたりはしないでしょうね。きちんと少年に譲ってあげるんでしょうね。自分が嫌な思いをしているんだから、そこはちゃんとしてくれると信じたいんですが……
私は今も昔も変わらない民衆を皮肉っていると思いました。
ここでも田邉家への暴徒らの投石などを揶揄するコメントが多いですが、私は笑います。
事実を知る由もないことにも関わらず、浅はかな正義感でつるし上げ、日頃のストレスをそこにぶつける様子は、ネットの炎上とよく似ています。
その被害を被って命を落とした人さえいるのに、他人事。恥ずかしくないのかと思う。
「槙野にご執心」
さすが、お寿恵ちゃん。正解です。
田邊教授が作った日本の植物学。どんなに頑張っても手には入らない成果を、天才の槙野がかっさらうから嫉妬して、嫌味を言い続けている。
寿恵子は学歴はないが、武家の娘であり、聡子さんもまた家柄が良く、明治時代の強い女性であった。
寿恵子さんも聡子さんも立派であった。
また、以前はよそよそしかった幼い姉妹が聡子に懐いているのが嬉しい。 以前は徹底的に厳しかった女中さんも、明らかに聡子に好意的になっている。
今日の女性たちは全員素晴らしかった。 (加えて、りんさんも将棋で勝ったみたいだし)
寿恵子さんは本当に肝が据わっている。田邊教授の揺さぶりにも全く動じず、信念を貫く姿勢が頼もしい。 土瓶からラッパ飲みする様子も決まっている。
実際の牧野寿恵子さんも、あれだけの境遇で富太郎博士を支えられた方なので、そうだったんだろうな、と思えてきます。
「槙野にご執心なのはあなた様ではございませんか」と田邊に痛いところをつかれた。 自分でそれを認識していたかどうかは知らないが、心の中では「この女、鋭い!」と感じた筈だ。 それを打ち消すために寿恵子を貶め侮辱する言葉を並べた。 その挙げ句、従順だった妻にも初めて反論された。 唯一味方だった妻にも同調されない田邊はより一層孤独感を深めることだろう。 それでも聡子は今まで通り仕えてくれるだろうけども。
流石ですね、寿恵ちゃん!田邊を相手に負けてないね。私が惚れただけのことはあるか、チョット違うか。聡ちゃんとの友情も良いね、ここら辺は、田邊じゃ理解出来ないだろうなぁ。二人の友情よ、永遠に。
いつも楽しんで観ていますが、今回の田邊教授とのやり取りは出来の悪い昼メロドラマのようで、少し引いてしまいました。このシーンがドラマ全体像から不要な逸話なのか、それとも伏線となって大きな展開につながるのか、私にはわかりません。
嫌味を言い合って何になるのでしょうか。建設的とは言えませんね。
田辺教授は嫌味を言いながらも、最後には寿恵子を褒めるところもあった。「貴方こそ教育を受けるべきだった」と一角の人物と認めたことに対し、寿恵子も笑顔で応えた。
田辺教授は嫉妬心をチラチラ見せる人だが、相手の隠れた才能も理解する人でもある。
寿恵子の「石をぶつける人は自分が正しいと思ってやっているのよ。でも本当は何も知らないの」というセリフは、痛烈な皮肉だったように感じる。昔は新聞の連載小説を鵜呑みにして石を投げる人がいたが、今ではネットで誹謗中傷コメントを書き込んで攻撃する人がいる。時代が変わっても人は変わらないんですね。
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