あらすじ:万太郎(神木隆之介)は、新種の命名について相談するため、里中(いとうせいこう)が所属する博物館に向かいます。そこで、偶然出会った伊藤孝光(落合モトキ)を紹介されます。伊藤圭介の孫であると知った万太郎は大喜びです。しかし、田辺(要潤)が発表しようとしている「トガクシソウ」の話題になると、孝光は「泥棒教授」と怒って部屋を出てしまいます。伊藤家でもトガクシソウの研究をしていたため、複雑な経緯がありました。
また、万太郎は学者として認められるにはどうしたらいいか、里中に相談する。里中は、「本を出して、知見を認めさせればいい」とアドバイスする。
田邊教授はシダ植物の魅力について熱心に語り、自分自身と重ね合わせているようでした。自分自身ではなく、後進の研究者たちが花を咲かせる日本の植物学において、自分は種を蒔いている存在として考えていました。しかし、日本の植物学の最初の権威であり、地上の植物の始祖であるシダ植物と同じように、それは永遠のものであるとしていました。
私は、田邊教授が自分の名前を残すためだけに生きた泥棒ではなく、植物を愛する人物であることが、今日描かれたのだと思います。彼は単純な人物ではなく、複雑な性格が描かれていると思います。
田邊教授は植物愛好家として知られ、その愛着は彼の人生に大きな影響を与えているようです。彼は自らの手で植物を育て、その美しさや命の尊さを深く理解していました。また、彼が持つ知識は広く、植物に限らず、多岐にわたる分野に精通していました。
一方で、田邊教授は人間関係においても複雑な性格を持っていました。彼は人と接することが苦手で、社交的な場面には出席しないことが多かったと言われています。しかし、植物に対する情熱は誰にも負けず、多くの人々に彼の魅力を伝えることができました。
以上のように、田邊教授は単なる泥棒ではなく、植物愛好家として多くの人々に愛された複雑な人物であったと言えます。
雨でずぶ濡れの田邊教授は、聡子に「シダがなぜ好きなんですか?」と訊かれ、険しい表情を浮かべましたが、シダの魅力を語りだすうちに表情もほぐれ、優しい表情になりました。このシーンはとても良かったと思います。
里中先生のサボテン愛には毎回癒されます。野田先生と同様、博物館にいる権威ある方々は器が大きく、おおらかな方ばかりで、とても癒されますね。
お孫さんのたかみつさんは「膝に乗って」と自慢げで可愛かったですが、田邊教授には相当な怒りがあるようですね…。それも仕方ないと思います。伊藤家には誇りがありますから。里中先生がおっしゃるように、争うのは醜いとは思いますが、そう言えるほどの境地にまで至るには、なかなか難しいでしょうね。万太郎でさえ「自分がやりたい」と言っていますし、やはりそう思うのは当然な気もします。里中先生のような仏様の心境に至るには、人生何回くらい重ねたらいいのでしょうか。
現在では、このような表現は用いられないが、シダはかつて隠花植物や日陰者的な揶揄に用いられていた。里中先生の口調からも、教授が焦燥感から先走っているように、何か問題があったのだろう。もし顕花植物の万太郎がより美しい花を咲かせた場合、シダは打ちのめされるだろう。
万太郎(神木隆之介)くんと寿惠子(浜辺美波)さん、二人とも可愛いですね。本当の新婚さんみたいで、ほっこりしました。(ジジイの視点から)来週も厳しい展開が予想されますが、楽しみにしています。
博物館には、里中先生も野田先生も好人物として描かれています。万太郎はここに出入りすれば、幸せな研究者生活を送れそうです。牧野富太郎さんが、現実にそうならなかった理由があるのでしょうね。
伊藤さん、「僕は膝の上で聞いてました」と何万太郎にマウントとってるんだか。この人も、中身は田邉教授と変わらないと思う。
久しぶりの博物館、田邊教授のアレコレの後でホッとしました。また、濃い新キャラクターが紹介されましたね。泥棒教授のセリフに安心感を感じたのは私だけでしょうか?
寿恵子は「夜の研究は控えてほしい」と言っていましたが、研究に夢中なら、多少の工夫で解決策が見つかるかもしれません。例えば、一緒に布団で寝て、研究に没頭するのはいかがでしょうか。もしも寿恵子が眠りについた後でも、起きて研究を続けることができます。また、夜中に寝る前に研究を少し進めてから寝ることで、翌朝には新しい発見があるかもしれません。ぜひ、寿恵子と協力して、研究に取り組んでみてください。
泥棒教授の複雑な経緯について、初めて聞いた人には理解しづらい部分もあるかもしれません。どなたか分かりやすく解説していただけませんか?涙
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