第75話では、万太郎(神木隆之介)が新種の植物を「ヤマトグサ」と命名し、大窪(今野浩喜)とともに論文を書き上げ、ヤマトグサが掲載された植物学の雑誌が完成しました。2人の発表は日本植物学史に残る快挙となりました。雑誌と並行して、万太郎が作成していた図譜も完成し、寿恵子(浜辺美波)や長屋の住人たちは大喜びでした。
しかし、この時、田邊教授(要潤)が研究していたトガクシソウをめぐり、植物学会を揺るがす大事件が起きることになります…。
寿恵子はドレスを質入れしました。版元への先払い100円が必要だと、えい(成海璃子)に打ち明けました。
夜、倉木(大東駿介)はえいと一緒に万太郎を訪ね、「おまえも、おまえの戦いをしているんだろ」と切り出し、「これを使ってくれ」と100円を差し出しました。「施しじゃないぞ。おまえが闘うために、その金を渡すんだ。俺は万太郎に救われた」と恩返しを述べました。えいも「ありがとう」と礼を述べ、万太郎と寿恵子も「ありがたく使わせていただきます」と感謝しました。
CG映像で万太郎が虫の目になって草花を観察する場面は、よくできていて楽しめました。
お寿恵ちゃんがいよいよ妊娠されたようですね。でも、十徳長屋の皆さんが力を貸してくれるでしょう。 倉木さんが万太郎に渡した100円って、元々は騙し取ったようなものだったのかもしれませんね。笑
「らんまん」は全体を通しての脚本の流れがスムーズで、伏線も自然に回収されながら、僅か15分足らずながら濃密で繊細な演出がなされていて、日々の満足度が高いです。
あさイチの大吉さんが述べた、「特撮だったら変身してますよ怪人に」というコメントは、本当にそんな形相でしたね。田邊教授も幸せになって欲しいです。
倉木の兄貴の言葉は泣けるね。「オレは万太郎に救われた」と。
それを万太郎に直接伝えた。あのときの100円はそのまま残っていた。もちろん、元はといえば、万太郎の標本を盗んだところから始まっているけど、あのときにもらった万太郎からの言葉、「どんな草花にもこの世に咲く意味がある」には、倉木の中で何か感じ入るものがあり、その後彼は変わっていったんだね。
万太郎の言葉には力強さがあり、周りにいる人たちに影響を与え、まるで光をさしてくれるようだ。
大窪さんと万太郎の研究の結果、ヤマトグサの新種が発表され、快挙を達成しました。また、寿恵子からもおめでたい話を聞けそうですね。今週も本当に面白かったですね。
倉木が差し出したものを見て、「あの時の!」とすぐにわかり、胸が熱くなる展開に、万太郎が草花を通して人々の心をどれだけ動かし、癒すことができるのかと、再び素晴らしい人物だと感じました。倉木が言った「万太郎に救われた」というセリフは、ずっと心に秘めていたのでしょう。照れ屋の倉木が率先して軒を作り、印刷機の場所にした時には、気持ちは理解できましたが、はっきりと口に出来た倉木は立派でした。おめでたと田邊教授の悔しさが描かれる来週が待ち遠しく感じられます。
万太郎の周りの人たちが、一人また一人と、次々と万太郎に感化されていく様子が心地よいです。 倉木さん、漢ですね。 あのお金に手を付けずにおいたとは素晴らしいことです。
万太郎は学歴も地位もないが、困難を乗り越えていく姿に、見ているこちらも毎日元気をもらえます。それに対して、学歴も地位もある田邊教授は、大学で味方がいない状況です。真逆な二人のこれからの運命がどのように描かれるのか、とても楽しみです。
時間軸に沿っているので、もうすぐ出産されるのかなと思っていました。これから毎年のように出産されるのですね。子育てや家計のやりくりなど、奥様はきっと大変ご苦労されたことでしょう。漫画の神様と呼ばれた手塚治虫先生は、寝る時間もないのに3人のお子様に恵まれました。付きっきりの編集者さんも驚かれたそうです。
冒頭の万太郎の「わし、やりますき」というセリフ。田邊教授に「虫けら」と罵られた時に言った同じセリフとは違い、清々しい気持ちが伝わってきました。倉木さんが「お前に救われた」と言って万太郎に頭を下げた時、グッときました。倉木さん、あの時の100円を使わずに持っていたんですね。
寿恵子が高藤邸を出て万太郎の元へ走っていった時、このドラマの最高潮はここなのではないか、この後あまり面白くなくなるのでは、と思っていました。 しかし、実際にはその後も同等に近い面白さを感じています。 大切な言葉がその後の場面に何度も反映され、内容に深みを感じることがこのドラマの魅力だと思います。
脚本の素晴らしさを再び感じます。演出や俳優の質の高さにも驚いています。個々の要素が高いレベルで融合しており、久しぶりに内容の濃い、見ごたえのあるドラマを観ていると感じました。
泣きました。もちろん泣かされました。倉木はあんなにやさぐれた感じだったのですね。今はもう、表情も伸びた背筋も全然違います。万太郎によって人生が変わった一人ですね。その家族であるおえいさんも。もともとしっかりとした方ではありましたが、あの質屋で出会った頃のおえいさんとはもう違います。 雑誌も図鑑も素晴らしく、どうやら幸せな報告があったのも来週が楽しみですが、田邊教授だけが心配です。田邊教授も、万太郎によって人生が変わる一人であってほしいと思います。
比較するわけではありませんが、ちむどんどんでのお店の開店資金200万円を兄を助けるために使ったところ、姉夫婦からすぐに200万円が振り込まれたので、あまりの展開に驚きました。
峰屋から渡されたお金は1000円で、石版印刷機の購入費用も1000円です。 版元からの要求金額は100円で、それを倉木に渡していました。
でもらんまんは全然ご都合主義だとは思いません。 それは伏線の引き方が丁寧であり、視聴者がすんなり納得できるからだと思います。
田邊教授が不穏な状況に陥ったところで、来週に持ち越します。 来週の展開がどうなるか、楽しみです。
倉木さんは本当に素晴らしい人ですね。「俺は万太郎に救われた」と語る2人の絆は、感動的で涙が出てきました。倉木さんは幸せそうな表情をしています。頼りになる兄貴ができたようで、これからも助け合いながら頑張ってほしいと思います^^
あの時の100円、倉木は絶対に使い込んでいないと思っていた。リアルの寿恵子さんは金策で大変苦労したらしいので、ドラマの後半のどこかで今日のようなシーンが必ず出てくると思っていた。質屋で英と鉢合わせになった場面から、もしかしてと思っていたが、「おちょやん」の「栗子の花籠」に比べれば想定内だが、それでも胸が熱くなるシーンに違いない。
倉木の男気に泣けた。闘う万太郎にありがたい恩返し。印刷出版で金が足りない万太郎にとって、喉から手が出るほど欲しい百円。倉木の援助もあり、万太郎は無事に第一巻を出版することができました。また、新しい種の命名の親となり、学会誌に発表しました。倉木は学者としてまた一つ業績を積み重ねた。一方、田邊教授は戸隠草で伊藤に先を越されてショックを受けた。
倉木隼人の「お前のイクサで戦ってるんだろ」ってセリフに心をつかまれました。今週一番の感動シーンでした。小倉久寛さんの質屋が二度目の登場でしたが、最初の時と今回の倉木隼人が全然違いますね。
ここ最近の、何故か運が良い主人公や何故そこまで好かれるのか分からない主人公ばかりが続いた朝ドラですが、今作は主人公への施しにちゃんと理由があり、主人公もまた信念に基づいた行動をしています。
「この金は、万太郎から奪った金だ!だが、これに手を付けちゃいけねぇ。これに手を付けたら、俺は本当に盗人になっちまう!そんな金で、女房子供は養えねぇ。機会があったら、ちゃんと謝って、返す」と倉木隼人は、大分前に決めていたと思います。
ドラマを見る楽しみの一つは、倉木さんの考えを巡らすことです。
あの時の百円は、倉木さんが使わなかったようですね。寿恵子はまだあのドレスを持っていたようです。これで、高藤との思い出はきっぱりと終わったことになりますね。大窪万歳!田辺教授も研究中の二人に労いの声くらいかけたら良いのに。戸隠草散った。寿恵子、おめでたい!来週が待ち遠しいな。
BSで100円を見た時、私は嗚咽しました。 捨てゼニと思われた100円が、倉木夫婦と万太郎夫婦の感謝に包まれました。
昨日、倉木は背中の逃げ傷を恥ずかしく思い、一生その傷を隠し生きていくつもりだった。 しかし、今日、倉木は堂々とその傷を見せ、万太郎のために笑顔で作業をしていた。 倉木の万太郎への感謝の気持ちが痛いほど伝わってきた。
4人が感謝に包まれた姿を見て、私は涙が止まらなかった。
今日は泣いた。倉木夫妻が、あの時の100円を返してくれた。倉木夫妻は、万太郎にとって人として救われた存在だった。寿恵子が高藤からもらったドレスを売りに来ているのを見て、動いてくれた。あのお金を使わずに、持っておいてくれたんだ。質屋の中尾とえいさんも久しぶりに対峙したね。あの時は、盗品は買えないと真っ当なことを言ったら、えいさんに2度と来るかと言われた。ろくでなし。潰れちまえ、こんな店とか言われて、なぜこんなことを言われるのだろうと悲しく切ない表情をしていた。あれから、えいさんも変わった。また来てくれたんだ。
雑誌で新種を発表し、図鑑も作った。子供もできたのかな。
一方、田邊教授が私のトガクシソウを伊藤孝光に取られた。先に発表された。荒れそうだ。
また来週も楽しみにしたいと思います。
またしても、見事な伏線回収でしたね!カバンの盗難疑惑で万太郎から倉木がせしめた100円が、万太郎・寿惠子夫妻のピンチの場面でこんな形で帰ってくるとは驚きですね。
1時期はあの100円を返そうとしない倉木をどうなの?と批判したりもしましたが、少し時間はかかりましたが、それもこれも、この時の為だったんですね。
「施しじゃねえぞ。お前が戦う為にその金を渡すんだ。俺は万太郎に救われた…」という倉木の言葉も、倉木らしくて良かったです。実に爽快なシーンとなりました!
そして、田邉教授にもこちらも伏線だったのか、受難が訪れました。万太郎が博物館で出会った教授を恨んでいた伊藤孝光が、ケンブリッジに渡って戸隠草を「RANZANIA T.Ito」と発表したのです。昨日のインクの黒い沁みは、これを予兆してのものだったのですね。
多分、倉木夫婦は万太郎達をこんな所に住んでいても、ある程度裕福だと思っていたのでしょうね。ところが、質屋などで鉢合わせしてしまったのです。あの時のお金は、子供達のために使わずにしまっておいたのかもしれません。しかし、ここであのお金が生きてくるとは!
来週は、万太郎と寿恵子はおとっつぁんとおっかさんになるのでしょうか。楽しみだ〜。
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