あらすじは、万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)は久しぶりに再会しました。竹雄は万太郎がいばらの道を行くことを心配しましたが、寿恵子と共に夢に向かう姿を見て安心しました。綾もまた、長屋の面々が自由に楽しく生きる姿を見て、元気をもらいました。そして、竹雄と綾は高知へ帰り、万太郎も植物採集の旅に出かけました。ある日、寿恵子は中尾(小倉久寛)の質屋で見かけた新聞小説の内容に衝撃を受けます。卑劣な内容の新聞小説に胸騒ぎを感じた寿恵子は、田邊の妻・聡子(中田青渚)の元へ向かいます。
田邊(要潤)を彷彿とさせる新聞小説の内容に、ネットも反応しました。
銭湯帰りの万太郎と竹雄の二人きりの会話も楽しめ、久々に万太郎に世話を焼く竹雄の嬉しそうな姿と変わらぬ友情も見ることができました。
綾の方はと言うと、十徳長屋の人々の貧しいながらも懸命さや、家というものに縛られない自由な生き方を見て、今まで自分が守ろうと懸命に頑張ってきた家や家業を全て失ったが、この先どう生きていくかを模索しながら勇気を貰ったようでした。今後、綾・竹雄夫妻の動向にも注目です。
田邊教授モデルの連載小説が出たのか。女学生に手を出した校長。美作教授、やりおったな。あの夏の憎しみのヒゲ。すごい顔してたもんな。丈ノ助がネタを提供されて、書いたのかな。田邊邸、えらい事なってたな。石投げられてたし。役職も外されるかもしれんな。
万太郎、プラントハンターの話、ちゃんと寿恵子に言ってるんかな。背中を押してくれるって言ってるけど、一部隠したらアカンよな。けっこう田邊教授には、誘われてるけど、意地でも従いたくないと思ってる事、言ってるんかな。
ドラマでは、聡子さんが結婚した後に校長になった設定で、聡子さんも夫の田邊教授のことは好いているようです。小説はフィクションとは言えますが、設定が現実的で、実際の話にも見えますね。現代でも、そんなことはありそうです。
流れからすると、丈乃助が小説を書いたのかもしれません。それによって有名な作家になり、また田邊教授が失墜して、万太郎が東大に戻ることを間接的にサポートしたという流れになるでしょう。
竹雄は、万太郎が植物研究に邁進することに反対しています。費用がかかりすぎて出どころがわからないと考えています。竹雄は現実的ですが、寿恵子は素晴らしい妻です。内職をしたり、質屋に通ったりしながら、夫を何でも支えています。こんな素晴らしい妻は他にいません。長屋の皆でドクダミを抜いたり、薬草を作ったりしながら、仲良くおにぎりを食べる微笑ましい風景です。
田邊夫妻の関係性がしっかりと描かれていたため、田邊教授のモデルになった谷田部教授のスキャンダルについても、私たちは田邊夫妻に肩入れしてしまいます。脚本は、谷田部教授御本人を傷つけないよう配慮されていたため、頭が下がります。
前半を見る限り、長屋の住人たちが一斉にドクダミを抜く光景に、「明治時代は人間関係が密接で良かったな」と単純に微笑ましく感じました。
田邊教授は、万太郎を追い出した件でわだかまりがありますが、明治時代には本人の許可なくプライバシーが晒されることもあったようです。また、他人のことであるにもかかわらず野次馬が多かったようですね。みんな、暇だったのでしょうか。
田邊教授は、聡子さんと結婚してから高等女学校の校長になりました。したがって、在学中に校長の権威を振り翳して無理やり結婚したわけではないと思われます。
現代では人との関係は希薄ですが、本人の許可なくプライバシーが晒されることは少なくなってきました。竹雄と綾がしばらくお別れすることになってしまったのは残念ですね。
この小説は田邊教授の私生活を彷彿とさせるものですが、あの家に押しかけて来ている人たちは、田邊教授がそのような結婚をしたことを知っているのでしょうか? 寿恵ちゃんが訪ねたことで、聡子さんが救われることを願っています。
真実は、女学校校長が校長就任前にその学校の女学生と結婚したことだけです。その結果、その女学生は学校を中退しました。しかし、新聞に描かれた小説では、学校校長がその権力を使って女学生を中退させ、自分の妻に半ば無理やりしました。寿恵子は、聡子から田邊教授との関係を聞き、真実と違う小説が我慢できなかったのでしょう。田邊は、寿恵子に何を言うのでしょうか?そして、寿恵子はどんな行動をするのでしょうか?田邊から嫌味や皮肉めいたことを言われても、聡子のために寿恵子が何か行動を起こすと感じます。今後の展開が楽しみです。
らんまん自体が実在の人をモデルにした「フィクション」であり、作り話であることは事実です。今朝の新聞小説はデタラメなのですが、事実も混ぜて大げさにするのは週刊誌記者の手法ですね。
田邊教授は学内でも態度が大きく、敵を作っていると思います。動物学教授の美作秀吉も相当恨んでいるでしょう。彼が作家に頼んだのかもしれませんね。
中尾さんから質屋で小説の概要を聞いた寿恵子は、すぐにピンときました。キーワードである「田口教授」「里江ちゃん」「学校中退」が、生々しく印象的でした。あの人が仕掛けたのでしょう。廊下ですれ違った田邊教授に対して、怖い顔をしていました。そして、見送りながら睨んでいたのです。嫉妬は恐ろしいですね。
このドラマは、田邊教授の女学生に対する問題を、史実に沿って描いています。あのようなことが実際にあったのか、と思わせる出来事ですね。
ドラマでは、誰がその問題を引き起こしたのかについても描かれていますが、おそらく廊下ですれ違った元学長が、田邊教授に追いやられたということになるのでしょう。学長の座を政治力で勝ち取った人物だったため、そのようなことになったのかもしれません。
例の反目していたあの教授が誰かにネタを売ったのでしょうか。 それがまさかの丈之助だったとは。 事実とは違うことを吹き込んで、丈之助は正義感のつもりで糾弾したとも考えられます。 身請けのためにお金が必要だから、どんなことでも書いてしまうのでしょうね。 事実ではないものの、一度噂になってしまうと消し去ることは難しいですね。 75日も耐えられないでしょう。 これって、今のSNS社会を皮肉っているのでしょうか。
いつの時代も、みんなゴシップ好きなんですね。 他人の恋愛に対してなぜか怒りをぶつける人もいます。 いや、これは最近の傾向に対する皮肉かもしれませんね。
美作氏が出版社に持ちかけたネタなのは明らかです。 丈之助が執筆して新聞に連載されたのでしょうか?
15分間のドクダミ抜きのように濃縮された内容でした。 毎年恒例行事になっていたとは知りませんでした。
田辺教授のライバルが書き込んだのでしょうか。笑
聡子さんが「ひがまれている」「やっかまれている」と言っていたので、何かあるのかもしれませんね。
明治版文春砲ですね。
当時はスキャンダルが大衆を動かす時代でした。 田邊教授の後ろ盾である森有礼も、伊勢神宮の参拝の作法を知らなかったため、簡易な参拝で済ませたところ、 新聞に「森大臣は伊勢神宮で、無礼な振る舞いをした不敬者」と一大スキャンダルになり、 それを受けた暴漢から刺殺されてしまいました。 この時代のマスコミはやりたい放題でした。
田邊邸前で野次を飛ばす群衆がいた。義憤に燃える人もいたが、「教え子に手を出した教師か!?やっちまったなあ!羨ましい」と言う人もいた。
前の高等女学校校長である美作教授が、誰かに書かせた可能性が高いでしょう。
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