第116話では、日本全国の植物が載った図鑑がまもなく完成する予定だった。しかし、版元はまだ見つかっていない。図鑑が本当に必要とされるのか不安な万太郎(神木隆之介)を、虎鉄(濱田龍臣)は何百年も残り続けるものになると激励する。一方、寿恵子(浜辺美波)の待合茶屋「山桃」には、逓信省鉄道庁の相島圭一(森岡龍)と実業家の小林一三(海宝直人)が訪れる。相島は山椒が香る鯛の漬け焼き、小林は鯵をゴマ油で焼く「オランダなます」を注文する。寿恵子は弘法湯の下男・迅助(武井壮)に鯛の調達を、隣の居酒屋店主・荒谷(芹澤興人)に調理をお願いする。
物語の中盤は研究室が中心となって「白い巨塔」のような印象を受けましたが、物語の終盤では主役が万太郎ではなくお寿恵ちゃんに変わって面白くなりました。万太郎一人の武勇伝ではなく、家族の物語や周りの人々の群像劇として描かれた脚本家の手腕が光ります。地道な植物学研究の歩みはドラマになりにくいかもしれませんが、見事に描かれたストーリーです。
待合茶屋「山桃」の客の小林一三さんは阪急電鉄の創業者であることは言うまでもありませんが、相島さんのモデルは、もしかして東急グループ創業者の五島慶太氏でしょうか。「渋谷」という言葉からも理解できますね。
お寿恵さんは、荒谷の酔っ払いおじさんの料理の腕を見抜いて、ベベンとやる気にさせるのがうまいですね。武井壮さんも、役にぴったりとはまっています。
周りの人々の協力を得ながら、どんどん才覚を発揮するストーリーは、月曜から元気が出ます。
寿恵子と万太郎は、対照的な姿を見せていました。寿恵子は、弘法湯の主人に好かれ、巳佐登から仲居さんに来てもらい、新しい世界を描く客、多くの人が関わり好調なようです。荒谷さんは優秀な料理人だったということが分かりました。荒谷さんの表情が、先週よりも活き活きしており、発する言葉とは違い、前向きな心情になっていることが表現されていて、これからの展開が楽しみです。
一方の万太郎は、こんな姿は初めて見ました。これまで図鑑を作ることに迷いが出ることはなかった。しかし今日は、長年作成してきた図鑑を大勢の人に愛されるものにするにはどうすればいいのかを模索しているのが伝わってきました。明日以降どう展開するのか楽しみです。
荒谷さんは、実は神楽坂の凄腕板前さんだった。急な難しい注文でも、さらっとこなせる。寿恵子はその辺りも見抜いていたんだね。あと、カネさんのいいパスが来て、鰻も天ぷらもできるのがバレてしまう笑。カネさんと荒谷さんのやり取りが面白いな。 また、今日は虎鉄くんを介して大畑印刷所の話しも聞けて良かった。大将の様子が目に浮かぶ。 万太郎は、ちょっとナーバスになっていて心配だけど…。 寿恵子の方は、いい感じで進んでいるね。 やっぱり巳佐登の存在は大きい。色々と協力してもらえるし、すごいお客さんも訪ねてくれる。小林さん、相島さんは鉄道の話しをしていたね。 山桃はこのまま、いいお客さんにも恵まれ順調にいきそうです。
万太郎もいずれ出会うかもしれませんが、中国の「本草綱目的要素」を取り入れると、一般家庭から医学まで幅広く愛される植物図鑑ができるかもしれません。
長屋のみんなで作ったドクダミ茶のように、その植物が毒なのか薬なのか、食べられるのか、どの部分が何に効くのか、どうやって作るのか…見るだけでも楽しい図鑑です。
一家に一冊、万太郎の植物図鑑が代々愛されるような展開になってほしいです。
寿恵子さん、早くも女将としての風格が感じられます。やんごとなきお客様が安心してくつろげる雰囲気を作り出していますね。荒谷さんが凄腕料理人だったとは…!なんという灯台下暗しでしょう。お客様をお見送りした後、長椅子に掛けて話していた寿恵子さんと荒谷さん。その途中で、荒谷さんの母さんが出てきて荒谷さんが立ち上がりました。すると、長椅子のバランスが少し崩れて、寿恵子さん側がぐらりとしましたが、浜辺美波さんは驚いた様子はありませんでした。武井壮さんは違和感なくはまっていました。
万太郎の日本中のfloraもいよいよ完成間近ですが、万太郎が満足する植物図鑑の完成には、まだまだ乗り越えなければいけないハードルがありそうです。学校の先生だけでなく、一般の人々にまで届いて愛される図鑑になることを、万太郎はなにより願っています。新しい印刷技術を利用して大量に出版することが必要不可欠であり、大きな版元も必要になってくるでしょう。
一方、『やまもも』の女将、寿恵子は、みえ叔母さんから直伝された接客術を駆使し、店を切り盛りしています。阪急グループ創業者の小林一三さんが実名で登場し、相島圭一は東急グループの五島慶太さんがモデルだったのですね。また、武井壮さんはこの時代の「ウーバー・イーツ」業のようにも思われます。
先週金曜日の放送では、寿恵子さんが1人で待合茶屋を切り盛りしているのかと思いましたが、周囲の人を上手に使ってここまでやるとは驚きでした。おそらく、日中は家事や育児をこなして夜は子どもたちが寝静まった後に渋谷まで来てお仕事をする生活なので、身体を壊さないか心配です。
もう、見れば見るほど芹澤興人さんが、今は亡き川谷拓三さんに見えてしまいます。いつも酔っぱらってぐで~とした、気のいいおっちゃん。ひと昔前は、川谷さんのお得意の役柄でしたよね。芹澤さんもバッチリです。
昔の料亭って、メニューが決まってないんですかね。あんな急に鯛だのオランダだのって言われて、顔色ひとつ変えず承諾し提供できるってすごくないですか?それが昔は普通だったんでしょうか。素材が手に入らなかったらどうするんだろう…
とか、余計なことを考えていました笑
最近の「らんまん」では、壽惠子が待合を開店し、活躍して主役になっています。一方、万太郎は、植物図鑑が一般の人々に役に立つものなのか、自信をなくしているようです。虎鉄の慰めも心に響かない。
相島圭一っていかにも五島慶太をもじった名前だね。渋谷を起点とする東急の創始者として、五島慶太を登場させたかったんだね。小林一三はその先駆者という位置づけ。
寿恵子、女将姿がすっかり板に付いています。最近は主役のような風格も出てきました。
もうすぐラストだが、ますます楽しみになってきた。
大畑印刷所の皆さん、元気かな? 万太郎は言う。「この図鑑は必ず完成する。でも、こたえられるじゃろうか」 今更びびるな!万太郎!
そして、しれっと武井壮が登場した(笑)
小林さんって阪急の小林一三さんなのか?松岡修造の曽祖父!? 相島様は五島慶太か〜!?
荒谷さんは、料理の腕を隠す。それをからかう寿恵ちゃんもいた(笑)
最近、万太郎が空気…。
寿恵子、岩崎弥太郎に続いて小林一三と出会う。待合の女将の風格も十分。やまももが流行りそうだ。アルミの印刷機も夢でなくなった。
また、武井壮さんはカムカムエヴリバディにも出演していた。初期の安子編での出演だから分かりにくい気もするけど。
寿恵子の眼力は、すでに随分前から示されている。
彼女は万太郎の凄い才能を見抜いて結婚した。
また、極端に悪い場合を見極める洞察力も必要です。ヤバ藤も見抜かれていました。
もし武井壮さんに言及するのであれば、朝ドラ初出演となった「カムカムの軍人さん」役にも触れていただけると嬉しいです。m(_ _)m
毎度絶妙な場面で登場する婆ちゃん。 「鰻焼けるよ!」 「天ぷらも美味いよ!」 最高でした。
武井壮さん、まさか韋駄天役とは(笑)
期間限定で本当に渋谷で山桃をオープンして欲しい。
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