俳優の神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」の公式SNSが19日に更新され、同日放送の第122話に関連する裏話が紹介されました。
この日の放送では、万太郎(神木隆之介)夫婦の次女・千歳(遠藤さくら)が虎鉄(濱田龍臣)と結婚しました。千歳は黒とオレンジの華やかな着物を着て、家族で記念撮影しました。
放送終了後、公式X(旧ツイッター)では「千歳が着ていた着物は、母・寿恵子が結婚式で着ていた着物と同じものです。みなさん、気がつきましたか?」と裏話を明かし、「お二人ともとてもお似合いですね!」と、寿恵子の結婚当初の写真を並べてみせました。
この振袖の裾には鶴があしらわれています。また、「千歳」という名前は長寿を願ってつけられたものとセリフで語られています。鶴は千年、亀は万年と言われますが、「千歳」とはまさに千年を意味しています。この願いが鶴に託されているのでしょう。着物というものは本当に素晴らしいものだと再び感じました。
ドラマでは園子の思い出の品が丁寧に演出されており、感動しました。寿恵子さんの嬉しい表情の中にも母としての強さが感じられました。また、ブーケも素晴らしかったです。最近は雑草として扱われていた草花にも興味を持ち、シダのハンドブックや山野草の本まで購入しました。将来的には野鳥研究にも興味を持ち、少しは野鳥に詳しくなるかもしれません。
着物を継承していくことの素晴らしさについて、とても感動しました。昔は和服も娘に受け継がれていったのでしょうか。私は娘に私が着た七五三の着物を2回着せました。昔のものだったので、嫌がるかなと思いましたが、娘は我慢してくれたようで、私の母もとても喜んでいましたね。
この素晴らしい演出は、衣装さんや演出家さんの考えによるものだと思いますが、昔はこういうことがあったのでしょうね。私の母には聞いたことがありませんが、昭和の時代にもきっと同じようなことがあったのでしょうね。
質に出していなかったかどうかはわかりませんが、利子と元金を収めれば質草は戻ってきますから、何度かは入れられていた可能性もあります。辞めてしまったけど、帝大の助手の収入もあり、息子の収入や他者からの支援もあって以前ほどギリギリの生活ではなさそうですから。質屋のオジサンも大事なものとわかっているので、きちんと保管庫としての役割も全うしてくれていたかもしれません。
朝から涙が出ました。千歳を送り出す時、寿恵子が園子の思い出の品に目をやったのですね。あの子の分まで幸せになってほしいと思いを馳せたのでしょうか。千歳も本当に良い子に育ったので、虎徹と幸せになってほしいです。ドラマを見ていて、親のような気持ちになったのも初めてですね。
千歳の着物は、寿恵子の花嫁衣装と同じものでした。万太郎と寿恵子の結婚式のシーンでは、すえちゃんが本当に美しく、見とれてしまい、何度も録画を見ました。すえちゃんは、生活が苦しくても、この着物だけは質入れしなかったんですね。頑張ったんですね。千歳ちゃんもとても美しく、お母さんが着た花嫁衣装を着るなんて、ちょっと羨ましいです。
槙野家の家紋がないことを除けば、この着物は同じ生地で作られたものでした。タキばあちゃんが寿恵子のために生地選びから始めて作った着物であり、寿恵子はずっと大切に保管していて、娘の結婚に使われました。
この着物は、婚礼に相応しい華やかな総花柄であり、「日本一の植物学者」の妻から娘へと受け継がれるにふさわしいものです。私は「百鬼夜行抄」という漫画で、「四季の花々を散らした婚礼衣装」という話があるのですが、ドラマで見て「本当にそっくりだなぁ」と思いました。漫画の作者は着物に詳しい方なので、伝統的でおめでたい柄を描いたのかもしれません。
この着物はタキさんに誂えてもらったものですし、娘たちが将来結婚する際に備えて、質には入れられませんでしたね。千歳ちゃんはとても美しかったです。記念撮影の際に花束で花嫁衣装が隠れてしまったのは、槙野家らしい良い演出でした。
峰屋時代に、万太郎と壽惠子の結婚のために、タキが呉服店を呼んで誂えた婚礼衣装です。このように、上質な伝統的な衣装を継承していくことは素晴らしいです。しかし、明日の「らんまん」で発生する関東大震災で、この婚礼衣装が消失してしまうかもしれません。植物標本を運び出すのが精一杯で…。
家紋も寿恵子のときと同じようですね。万太郎と寿恵子の結婚式ではふたりとも同じ紋を付けているので、それが槙野家の家紋という設定なのかもしれません。柏紋のようにも見えますが、植物学者槙野万太郎が選んだ植物には何かエピソードがあるのでしょうか。
寿恵子さんが口紅を差してあげ、低い声で「いいわ」と言った一言には、万感の思いが込められていました。その後、園ちゃんの描いたスミレの絵に目をやると、細やかな心情が表れていて素晴らしかったです。もしまつさんが自分を送り出してくれた場面の回想があったら、もっと感動したかもしれません。タキおばあさんはもう亡くなっているのでしょうか?
この話は幸せな一方で、少し切なさも感じます。すえちゃんや園子ちゃんにも着せてあげたかったのかもしれませんね。園子ちゃんが描いたスミレの絵を見ていると、胸が痛くなります。
女性の家紋は嫁いだ先でも代々受け継がれることを思い出しました。花嫁姿と家族の写真撮影はほっこりとした気持ちにさせられました。
亡きタキおばあ様がお寿恵ちゃんのために誂えた花嫁衣装での嫁入りだったのですね。素晴らしいです。
比較するつもりはありませんが、やはり《お寿恵ちゃん》の嫁入り姿が印象的でした。大店の座敷でのシーンは「ハッ!」と心に残りますね!(笑) 《分家ーズ》の《ニトリの布団オジサン》こと《紀平(清水伸さん)》も見とれていましたね。本作の《ヒロイン》ですから当然ですよね。
穏やかに時が進んでいく雰囲気がとても良いです。明治末期までの結婚は非常に質素だったのを感じます。
「ワシはただの植物学者。」というセリフは漱石を彷彿させ、とても良いですね。質屋さんは元気かなあ。あの質屋さんがいたから生活が成り立っていた部分は大きいですよね。三山ひろしは見立ててくれたし、峰屋の財力も助けになりました。園子ちゃんが着てから、のはずだったけど、写真屋さんも第一子をなくしていますよね、確か。そうだったんですね。全然気づきませんでした。あの白いドレスは質入れしましたが、この置物は取ってあったんですね!
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