震災からおよそ1か月が経過しました。万太郎(神木隆之介)は、ムラサキカタバミの植物画を描いていました。こんな時だからこそ、たくましく咲いている植物を見て嬉しかったです。その気持ちを誰かに伝えたいと、万太郎は寿恵子(浜辺美波)に話しました。
寿恵子は百喜(松岡広大)と大喜(木村風太)に、広い土地を探してほしいとお願いする。そして、相島(森岡龍)にもその決意を伝える。
震災を描き、辛さの残る今朝の回でした。ソノちゃんの絵が無事で見つかってよかったですね。たくさんの標本や荷物を持ち出せたけれど、ソノちゃんの絵までは持っていくことができませんでしたが、無事で良かったです。家族も怪我をせずに良かったですね。残り約6回で最終回です。ここから希望に満ちたらんまんさに繋げるため、おそらく来週は物凄いスピードで進むでしょう。朝ドラらしく、笑顔で終わる回を期待しています。
関東大震災の恐怖をしっかりと表現していた演出には感心しました。家族全員、園子ちゃんの絵も含めて無事で良かったです。敗戦や震災にもかかわらず、ここまで復興したことに感服し、先人や日本人の生命力とタフさに感謝しています。万太郎が言った「これはムラサキカタバミじゃ。株が一つでもあれば、すぐに子株を増やせる」という言葉に勇気をもらいました。この災害の中でもしっかりと花を咲かせている姿に感動しました。
寿恵子さんが万太郎に、園ちゃん側に行く際に「図鑑を持って行くのが私たちの夢なんだ」と言ったとき、胸が熱くなりました。最終回では、もしかしたら植物図鑑が完成し、寿恵子さんが体調を崩し、万太郎に園ちゃんに先に図鑑を持って行くかもしれません。最終回は泣く覚悟が必要で、少し怖いですね。来週は辛そうです。
まず、牧野一家が無事で良かったですね。渋谷のお店も被害が少なかったようで、安心しました。災害時に拠点となる場所があるというのは心強いです。ただ、予想通り、長屋に残された原稿や標本はほぼ壊滅的な状態でした。完成が近づいていた図鑑も再び最初から始めることになりました。残りの1週間でどうなるのでしょうか。
万太郎一家は渋谷に到着しました。 虎鉄の消息が心配です。 万太郎は一人で長屋に戻りました。 そこで無事に虎鉄に会いました。
大事な標本はほぼ失ってしまいましたが、無事に生きていることに感謝し、 これからも頑張ってほしいです。
万太郎は重い荷物を背負い、危険な状況の中で標本を捨てずに持ち続ける植物愛に感銘を受けました。渋谷の被害が大きくなくて良かったですが、自警団の集団心理は恐ろしいものであり、現代でも注意が必要です。実際の牧野富太郎氏は借金のために転々と移り住み、東京で震災に遭遇したと言われています。標本は関西に送られていたようです。この出来事をきっかけに寿恵子さんは郊外への移住を考えることになりました。寿恵子さんは疲れ果てて命の火が弱まっているようですが、夢を諦めずに頑張っている強い意志を持っています。若いながらも往年の大女優のような存在です。
やまももの座敷のシーンで、万太郎と他の人々との対比が感じられました。万太郎の目は疲れ切っていて、生気がなさそうでした。百喜と大喜が交流した後、大喜が「植物どころじゃないだろ」と万太郎に言った時、百喜は顔を背けるような反応をしました。
復興は人任せなのかなあ。まあ、万太郎だからなあ。
寿恵子の決意が、槙野コレクションを今度は戦火から救うことになるのですね。東京大空襲にも影響を受けずに、大部分が今も大切に保管されています。
寿恵子がだんだんと疲れた表情になってきているのが心配です・・・。「ムラサキカタバミ」は、私の家の庭にたくさん自生していて、今までは雑草だと思い抜いていましたが、よく見ると可愛いピンクに近い紫の花で、今年はそのままにしてあります。
虎鉄くんと大畑の大将が無事で良かったです。万さんと再会できたのは長屋の跡地で、演出的にも良かったです。ただ、息子さんが役人と新聞記者という仕事をしているため、しばらくは大変な状況になるでしょう。また、自称自警団が暴走する可能性もありますね。
虎徹くんが万ちゃんと再会したとき、家族の安否を真っ先に聞かないのは少し違和感がありました。千歳は?虎太郎は?普通はそういったことを聞くものだと思います。家族愛が希薄に感じられました。
「十五円五十銭」の展開で緊張しましたが、やっとスッキリしました。大喜は「今日から俺は」で京子ちゃんに助けられていた男の子ですね。観察力と描写力が優れている彼なら、指や足と同様に顔も描けるはずです。人物画が描けないわけがありません。
コメント