俳優の神木隆之介(30)が主演し、女優の浜辺美波(23)が夫婦役を演じたNHK連続テレビ小説「らんまん」は、29日に最終回(第130回)を迎え、完結しました。主人公の万太郎と妻の寿恵子が一緒に大冒険し、大願であった植物図鑑が完成しました。視聴者たちは半世紀近くにわたる2人の愛の軌跡に涙しました。SNS上では、放送終了を惜しむ声や感謝の声が続出し、「らんまんロス」が広がりました。
最終回は、昭和3年(1928年)春、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が新酒を持って槙野家を訪れる。万太郎(神木隆之介)寿恵子(浜辺美波)虎鉄(濱田龍臣)千歳(遠藤さくら)千鶴(本田望結)ら家族みんなで新酒を楽しんで、楽しい時間を共有します。そして季節は夏になります。悲願の図鑑がついに完成し、掲載された植物は3206種類です。最後のページには「スエコザサ」が飾られています。万太郎が見つけた新種のササに寿恵子の名前が刻まれました。寿恵子への感謝と永遠の愛を誓う展開です。
縁側で、万太郎は完成した図鑑のページをめくります。謝辞には田邊(要潤)徳永(田中哲司)大窪(今野浩喜)波多野(前原滉)藤丸(前原瑞樹)野宮(亀田佳明)ら植物学教室のメンバーや恩師の蘭光(寺脇康文)、博物館の野田(田辺誠一)里中(いとうせいこう)などの名前があります。また、寿恵子や家族、夭折した長女の園子の名前もあります。
ボタン、ヒメスミレ…。夫婦の歩みがよみがえります。寿恵子は「きれい、万ちゃん。こんなにたくさんの草花。3206種類。万ちゃん、爛漫(らんまん)ですね」と涙ながらに言います。万太郎も「爛漫じゃ」と答えます。
最後のページにスエコザサ。「私の名前?じゃ、私、万ちゃんと永久に一緒にいれるんですね」「寿恵ちゃん、わしを信じてくれて、ありがとう。寿恵ちゃんはいつじゃち、わしを照らしてくれた。寿恵ちゃんがわしの命そのものじゃ」「万ちゃんこそ、私のお日様でした。でも、約束ね。私がいなくなったら…。いなくなったら、いつまでも泣いてちゃ駄目ですからね。万太郎さんと草花だけ。草花に、また会いに行ってね。そしたら、私もそこにいますから。草花と一緒に、私もそこで待ってますから」。万太郎は寿恵子を抱き締め「愛しちゅう。愛しちゅう。寿恵ちゃん、わしら、ずっと一緒じゃ」――。
図鑑が間に合いましたね。史実とは異なりますが、きっと天国のご夫婦は喜んでくれていると思います。ファンタジーが現実を美しく照らしてくれることを学びました。そして最後の「愛の花」がフルコーラスで流れます。主題歌、脚本、演技、演出、物語が進むにつれて、お芝居の神様が降りてきたように、すべてが見事に噛み合っていきました。近年最高の作品でした。半年間ありがとうございました。
素晴らしいドラマが終了しました。毎日楽しみにしていた1年間のロングランでも良かったです。藤丸さんや野宮さんの成功や長屋の皆さん、大畑印刷所の皆さんとの再会も見てみたかったですが、「後はご想像で」という形での終わり方も良かったかもしれません。寿恵子の病気を悲しい場面なしで描き、最後まで微笑ましい夫婦愛が続いたのは素晴らしかったです。らんまんロスで来週から寂しくなりますね。
図鑑が完成し、寿恵ちゃんは縁側で万太郎の肩に寄りかかり、万太郎がページをめくるのを喜んで眺めます。表紙を開くと、謝辞の言葉とともに、里中先生をはじめとしたお世話になった方々の名前が並びます。そして最後のページには鮮やかな緑のスエコザザが飾られています。学名は「ササ スエコアーナ マキノ」となっており、これから先もずっと名前が残り続けるでしょう。寿恵ちゃんへの最高の贈り物ですね。
「らんまん」は、近年の朝ドラで一番良かった作品です。演出、脚本、キャスト、音楽、ストーリー展開、すべてが素晴らしいドラマでした。毎回心が温かくなりました。道端に生きる草花が愛おしく思えました。特に、長田育恵さんと阿部海太郎のゴールデンコンビが素晴らしかったです。次は大河ドラマに挑戦してほしいです。また、浜辺美波さんもさらに素晴らしい女優になっていく予感がします。NHKさん、珠玉の名作をありがとうございました!
寿恵ちゃんの「私がいなくなったら」という言葉を受けての万太郎の表情は、お母さん、お祖母ちゃん、そして寿恵ちゃんと、自分の支えだった大切な人を見送るという悲しくて寂しくて受け入れ難くて、嫌じゃって泣き叫びそうな表情で、本当にそんな気持ちになるよなと思い、私も涙ながらに泣いてしまいました。万太郎と寿恵ちゃんがずっとそばにいるというのが最終回で感じられ、寂しくて温かくて清々しい気持ちで泣きました。本当に感動しました。半年間楽しかったです。ありがとうございました。
朝ドラの最終回を久しぶりに見て、心を動かされるものがありました。前作や前々作では中盤から展開が異常になり、終盤が冷めた目で見られていましたが、今回は夫婦の絆をしっかりと描いてくれる素晴らしい脚本でした。史実では寿恵子さんは牧野博士よりも先に亡くなっていたので、ドラマの途中で彼女がいなくなるかと思っていましたが、最終回まで夫婦の絆を描き切ってくれたことに感動しました。
あさイチの朝ドラ受けで、鈴木アナが泣いていたほど素晴らしい最終回でした。特に寿恵ちゃんとのお別れがなかったことが一番良かったです。竹雄や綾、そして図鑑やスエコザサの収集など、すべてがうまくまとまりました。縁側での二人のシーンや森の中の会話のシーンなど、心に残る場面が連続していて、胸が熱くなりました。あいみょんのシーンオーバーラップの愛の花もタイミングが良かったです。後世に残るドラマだと思います。素晴らしい作品でした。ありがとうございました。
「らんまん」は、感謝の気持ちが込められた図鑑の完成を迎え、万太郎と寿恵子の抱擁、そして万太郎が植物採集に出かける最後のシーンで物語が美しく締めくくられました。この作品は、最後まで期待を裏切らないストーリーであり、近年稀に見る素晴らしい朝ドラでした。演者や制作陣の皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。
万太郎は寿恵子の傍らで完成した図鑑を広げます。そこには、名教館からはじまり田邊教授、波多野、藤丸、そして園ちゃんまで、万太郎に関わったすべての人々への謝辞が記されています。田邊彰久氏に道を開いていただいたことに感極まり、涙があふれて前が見えなくなりました。この作品は偉人伝として大きく振りかぶったもので、江戸・明治時代から大正・昭和初期に至る雄大な風景を見事に描いた格調高い作品だと思います。明治時代の人々は今の日本人よりもある意味で進歩的だったような感じがします。演じた方々や制作陣の皆さんに心からの感謝を伝えたいです。
この作品は本当に面白く、心に残る朝ドラでした。神木隆之介さんと浜辺美波さんは、本来は若く美しいのに、老けメイクをしても、それぞれの年代の人生を感じさせる自然な演技でした。破天荒な学者の夫と、それを支える妻という古典的な構図でありながら、耐えるだけでなく、夫に刺激を与え、励まし合い、喜びを共有し、自分の才能で成功を収め、人脈を広げ、夢の土地を手に入れるまで、二人で築き上げた人生や達成した夢が感じられました。
最終回は素敵でした。寿恵子さんがいなくても、万太郎さんとの絆は途切れません。図鑑に田邊教授らの名前が刻まれているのを見て、これまでのシーンが思い出されました。この半年間、素敵なドラマを観ることができて良かったです。神木隆之介さん、浜辺美波さん、半年間お疲れ様でした。そして、来週からの「ブギウギ」も楽しみです。圧巻の朝ドラでした。
浜辺美波さんと神木隆之介さんの演技力は卓越しており、場面ごとに適切な演じ分けや表情、雰囲気で魅了されました。寿恵子と万太郎というキャラクターを魅力的に作り上げ、俳優が役の人生を生きるとはこのようなことなのだと実感しました。浜辺さんの演技力は次元の違う存在であり、底力や力量に驚かされました。お二人はCMなどで見ると普通の若者のように見えますが、主演を支える脇役の安定感やストーリーワークも素晴らしく、これまでの半世紀で初めてDVDを買いたくなる朝ドラでした。
主人公の万太郎が成功する背景には、研究仲間や偉人だけでなく、名前の残っていない人々の努力もありました。彼らの尽力が功績を成し遂げたのだと感じました。また、すえ子さんが最も近くで支えた存在であり、彼女なくしてはこの名誉は得られなかったでしょう。登場人物全員にはそれぞれの人生があり、悪役でさえも完全に悪ではないと思いました。素晴らしいドラマで、半年間楽しむことができました。
最終回の朝、オープニングと同時に涙が止まりませんでした。この朝ドラで何度泣かされたことか。園ちゃんの死や万ちゃんと寿恵ちゃんの悲しいシーン、人生の喜怒哀楽の瞬間など、思い出がよみがえり、感情に共感しました。今日が最終回となりましたが、寿恵ちゃんをはじめとするキャストの皆さんは、この素晴らしい作品に出会うことができたことが、役者冥利に尽きると思います。脚本家やキャスト、スタッフの皆さんの今後の活躍を期待しています。
素晴らしい朝ドラありがとうございました。最終回は希望に満ちた素敵な結末で、涙が出ました。脚本家の才能に感嘆しました。細部まで考え抜かれた愛ある演出が素晴らしかったです。この才能ある方は本当に日本の宝だと思いました。最後の寿恵子さんのストーリーももっと見たかったです。寿恵子ママが和菓子屋を始め、寿恵子が里見八犬伝と出会い夢中になっていく姿が描かれるといいなと思いました。そして将来の冒険への憧れやカエル様との出会いの予行練習となる青春時代も見てみたいです。年末に3時間番組として制作していただけると嬉しいです。
感動的な最終回でした。涙でハンカチをたくさん使いました。寿恵子がまだ生きている間に図鑑が完成して良かったです。名前に「園子」も記載されていて、胸が熱くなりました。標本が3206種類もあったのは凄いですね。最後の草花に「スエコザサ」を万太郎が寿恵子に愛を込めてプレゼントするシーンも感動的でした。回想シーンに園ちゃんも登場していて、涙が止まりませんでした。
万太郎と寿恵子が語り合うシーンは本当に胸が熱くなりました。老いてもこんな夫婦になれたらいいですね。最後のほうで挿入歌「愛の花」が流れる演出も素晴らしかったです。結婚前の若い二人から老いた二人までのシーンは、ドラマに深みを与えていました。
神木隆之介さんと浜辺美波さんが素晴らしい演技を見せてくれた朝ドラ「らんまん」は、感動的な最終回を迎えました。万太郎と寿恵子の愛の軌跡に涙し、図鑑の完成を喜ぶ視聴者たちの声がSNS上で広がりました。ドラマの終わり方に満足し、半年間の楽しみに感謝の気持ちを伝える声も多く見られました。この作品は、演出や脚本、キャスト、音楽、ストーリー展開など、すべてが見事に噛み合っていた近年最高の朝ドラとなりました。
図鑑の献辞には、万太郎を支えた多くの人々と家族の名前が載っていました。最後には、妻である寿恵子と共に幾多の困難に立ち向かい図鑑を完成させたことへの感謝の言葉があり、締めくくりには娘の園子に本書が届くよう祈ると書かれていました。ラストは「エール」の時のように若返った2人が明るく微笑み合うシーンで終わり、皆さんが見たかったものをキッチリ見せてくれる、本当に気持ちの良い最終回でした。大吉さんではないけれど、この後のスピンオフは「ゴジラ」で決まりですね。笑
本当に感謝しかありません。素晴らしい朝ドラをありがとうございました。なぜこんなにのめり込めるドラマだったのか。脚本長田さんの伝えたいテーマにブレがなかったからだと思います。そして、演出、演者、スタッフの皆さんが、そのテーマに向かい、考えながら工夫しながら、作り上げたチーム「らんまん」の総合力の結集だったと思います。皆さんそれぞれのプロ意識を感じずにはいられません。これこそ、朝ドラと思いました。
さすが上手く作られたドラマでした。臨終シーンもなく、二人に抱き合うシーンで泣けましたね。浜辺美波さんの泣きのシーンも抜群です。明るく優しさに溢れるシーンは彼女のお手のもので、泣かせるシーンでもベテランの雰囲気。もうすでに大女優の風格です。日本に貴重な女優さんが生まれました。日本の映像界が隆々としています。
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