梅丸楽劇団が解散し、スズ子(趣里)は自身の楽団である「福来スズ子とその楽団」を結成しました。マネージャーは五木ひろき(村上新悟)、トランペットは一井(陰山泰)、ピアノは二村(えなりかずき)となっています。少人数ですが、彼らは確かな腕前を持っています。また、以前に弟子にしたいと訪ねてきた小林小夜(富田望生)も付き人として加わることになりました。しかし、スズ子が歌うジャズは敵性音楽と言われ、公演の依頼は一切ない状況でした。
一方、警察の茨田りつ子(菊地凛子)への取り締まりも厳しくなっていました。
梅吉(柳葉敏郎)の元には六郎(黒崎煌代)が亡くなったという知らせが届きます。
今、小6の一人息子がいます。もし「何か」に巻き込まれ、息子の命が絶たれたら、普通ではいられないと思います。考えただけでも気が狂いそうになります。当時の親御さんの心中はお察しできるわけがありません。考えただけで涙が出てきます。どれほどの有望な命が亡くなり、どれほどの親御さんたちの希望が絶たれたか。戦争は実際にあったし、今の世界各地で戦争は続いています。偉そうなことは言えませんが、様々な事を慮ると、結局何もできないまま、ただただ切ないです。
小夜が突然現れた時にスズ子がゆっくりと扉を閉めるシーンはコミカルで笑いました。
冷静で物事に動じない茨田りつ子が警察に楽譜を焼き捨てると言われて初めて感情的に大声をあげましたね。
善一さんに聞かれて、りつ子さんが恥ずかしがる姿は可愛らしかったです。そして、善一先生がエールを送りましたね。
梅吉さんは小夜に嬉しそうに六郎と亀の関係を話していましたが、突然の六郎戦死の知らせは本当に悲しいです。
福来スズ子とその楽団。また個性的なメンバーが揃いましたね。えなりさんに國木田かっぱさん、伊藤えん魔さん、そして村上新悟さんという面子です。特にえん魔さんは怪談話が得意な方で、エエ声の持ち主であるマネージャーの五木役の村上新悟さんも注目された俳優さんです。この五木さんはやり手のようですが、少々調子の良い人物のようにも見えますね。
スズ子は前途多難な状況に直面しながらも頑張っています。一方、下宿では梅吉と小夜が六郎の亀の話で盛り上がっている最中に衝撃の通知が届きます。週初めの月曜からこの展開は何かの間違いであってほしいと思います。ドラマの設定は昭和16年12月で、太平洋戦争が始まった時期ですので、日中戦争がらみの展開になるのかもしれません。スズ子が自らの楽団を旗揚げする時期は戦局が悪くなっていく時期と重なりますので、どのように乗り越えていくのか見守りたいと思います。
毎日楽しみにしているドラマです。ただ、気になるのは当時のスズ子の経済状況です。劇団が解散し、収入が途絶えたと思われますが、スズ子には何かしらの収入があるのでしょうか。下宿代や生活費、そして新しい楽団への支給についても考えなければなりません。特に小夜が加われば食費も増えますし、お父ちゃんは働かないようです。ドラマの中ではリアルな描写がされていますが、実際の笠置さんの生活はどのようだったのでしょうか。
月曜の朝から辛くて胸が痛いです。息子の六郎の戦死の知らせと、楽団の仲間たちの会話から現実を突きつけられるスズ子の姿に心が痛みます。茨田りつ子さんも羽鳥善一さんも苦境に立たされています。この辛く暗い時期をどのように乗り越えていくのか、しっかりと見守っていきたいと思います。
六郎君が戦死し、終盤でその知らせを受けてショックで固まりました。史実通りの展開ではありますが、あんな結末ではなくなってほしかったです。「らんまん」のように、六郎が万太郎を支え続けて寿恵子を長生きさせてくれる存在としていてほしかったです。
戦争は本当に悲しくて辛いものです。誰も徳を得ることはないのです。優しい六郎君が亡くなってしまったことに、ただただ大空でツヤお母ちゃんと会えていることを願うしかありません。
黒崎煌代さん、六郎役での見事な演技に感謝します。初出演には思えないほどの素晴らしい演技でした。これからもさまざまな仕事が舞い込むことでしょうが、俳優としての活躍を応援しています。お体に気をつけて頑張ってください。
予想していた展開ではありましたが、辛いです。六郎には生きていてほしかったです。スズちゃんと六郎はお互いに誰にも打ち明けられない苦しみと悲しみを共有してきました。スズちゃんにとって、六郎は絶対失えない唯一のかけがえのない弟です。
スズちゃんはまだ知らない。スズちゃんに知らせる時の様子を想像するだけで辛くなる。
ただ、楽団のメンバーたちは仕事がないと愚痴をこぼすよりも、自分たちもビラをまきに行けばいいのにと思いました。
月曜日は気が重くて朝からつらかったです。私も一人息子がいるので、なおさらです。スズちゃんが歌ってくれたことが救いでした。
六ちゃんは史実では歩兵でしたが、海で亡くなっているようで、残された写真では飛行服を着ているということです。何とかひょっこり帰ってきて、スズちゃんを支えてほしいです。
梅吉さんはいつもちゃんと亀の世話をしています。きっと六郎が帰ってくると信じて、彼を思い喜ぶ姿を楽しみに、亀に願いをかけているのだと思います。ツヤさんが亡くなり、六郎まで…。梅吉さんやスズ子にはこの悲しみを受け入れるまでにかなりの時間がかかると思います。
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