岩田剛典が明律大の本科に登場。寅子たち法律を学ぶ学生の“プリンス的存在”、花岡悟を演じる。
本日のエピソードにおいて、よねさんの「あほか」というセリフが新鮮に響きました。いつもとは異なるアプローチで、店での仕事中にかすかに微笑む彼女の横顔が印象的でした。また、ツボについて説明する際、慣れない人々からの温かな言葉に少し戸惑う表情が、視聴者の心を温める場面でした。
このドラマは、考え続ける人々、そうでない人々、弱音を吐く人々、怒りを感じる人々といったさまざまな苦しみを抱える人々を対象にしており、それらすべてを受け入れ、感情を抑えずに支えていく姿勢が感じられる作品だと思います。
物語はまだ序盤にも関わらず、すでに「神回」と評されるかもしれないほどの内容で、猪爪家での女性同士の会話のシーンは特に記憶に残るものでした。花江の嫁・姑問題から始まった会話では、よねが周囲の友人たちの状況や立場を理解して意見を述べたものの、その深い心情までは捉えきれていないという点が興味深かったですし、寅子の弱音に寄り添いたいという思いに対し、驚くよねの様子も見所でした。
そして、今回の名シーンを引き立てたのは直道の登場です。彼は相変わらず的外れな意見を述べつつ、女性だけの集まりに颯爽と現れ、「花江が一番大事」と宣言し、家を出る覚悟を示しました。寅子の「なんで、お前が話をまとめてんだ」という内心のつぶやきは面白く、その後のやり取りで驚くよねの表情も魅力的でした。
今日のエピソードには、感動しました。涙が出るのは通常、人の死が関係している場面ですが、今回は女性たちの独白に感情がこみ上げてきました。特に寅子の「思ってることは口に出していい」というセリフには感動しました。
朝ドラで涙を誘うようなシーンが多く含まれており、冒頭から各登場人物のセリフが交錯する様子が見応えがありました。話をまとめる兄の登場や、花江が家を出る決意へと自然に流れる展開も見事でした。鹿児島の醤油が甘いように、他の地方の甘口の好みについての言及も興味深い情報でした。
今後の展開にも期待が高まります。特に嫁姑問題は現代的な表現で描かれており、その時代背景においては普通だった嫁イビリが、はるさんのように優しい姑として描かれることは少ないです。花江と寅子との関係性も、これからのストーリー展開において重要な要素になりそうです。
あの場面でのお茶を出すべきは寅子だったかもしれませんね。そのようなシーンがあれば、また違った感動があったかもしれません。
ドラマにおいて、交流を持たない一匹狼が心を開き、仲間となる展開はよくありますが、それがまた感動を呼ぶのですね。これから弁護士として活躍するよねさんにとって、生まれや育ち、立場が異なる人々を弁護することが、良い基盤になったと思います。彼女のツンデレの様子や、お母さんと花江ちゃんが交流に加わることで、より身近な存在となり、多くのことを考えさせられることでしょう。
この朝ドラは、リーダーシップや情報のインプットとアウトプットについて学べる、数少ない作品です。まだ始まったばかりですが、これからも続けて応援していきたいです。
花江さんは、女中と間違えられることよりも、寅子に「兄の嫁で義理の姉」とだけ紹介されることが辛かったのでしょう。「義理の姉で、私の親友の花江です」と紹介されることを望んでいたのですね。新しい友人が来ても、自分が寅子の一番の友人だと思っていた花江さんの気持ちが、寅子に伝わっていなかったのが悲しいですね。
姑になっていない自分ですが、お母さんだって、様々なストレスを抱えているはずです。長い間、いろいろなことを我慢してきたでしょう。お母さんも一度は嫁だったことがありますから、必ずしも意地悪な姑ではないのです。ボタンの掛け違いがあるだけで、お母さんの立場にも光を当ててほしいと思います。
よねさんの表情が次第に柔らかくなっていきますね。ツボ押しでクラスメイトが集まり、迷惑そうな顔をするよねさんのシーンは面白かったですが、その温かさに感動しました。このドラマは、「強くあれ」とは言わず、どうしようもない本音を吐き出し、それを受け入れて包み込み、共に歩む姿勢が素晴らしいと思います。
今日は感動が詰まった素晴らしい15分でした。たった5人で本科が始まりますが、みんなで困難に立ち向かっていくことでしょう。午後の放送も楽しみにしています。
お兄さんが全てを持って行ってしまったシーンは笑えましたね。花江ちゃんを最優先に考えるお兄さんも、母親の故郷の味を理解しているところが、実はかなり優秀だと感じさせてくれました。みんなで心の内を語り合えるのは理想的ですね。
よねさんがどんどん仲間からいじられる様子も面白いですね。兄ちゃんが
話をまとめ始めた時の良い言葉は、つい最近までBS再放送の「まんぷく」で泣き虫の弟子を演じていたことが重なり、つい笑ってしまいました。
周りの人に何の関心もなく、敵意を剥き出しにしていたよねさんが、涼子様や梅子さん、香淑さん、そして寅子のことをよく見ていて、それぞれの背景や人間性をちゃんと理解していたことに感動しました。
自ら選んだ道でも、時には愚痴をこぼし、弱音を吐きながら進むこともあっていいですね。怒ることで前に進む人がいてもいい。人はそれほど強くなく、辛いと言える場所があっていいし、それを必要とする居場所になりたいですね。
寅子の言葉を聞くよねさんの顔からトゲトゲしさがなくなり、「アホか」という言葉もいつもより控えめになりましたね。よねさんなりの精一杯の歩み寄りの三陰交押し。寅子はそれを逃さない(笑)。学友に囲まれ困惑するよねさんが、心なしか悪い気はしていないように思えました。
直道さんはいつも「分かるよ」と言っていますが、いつも見当違いで全然分かっていないですね(笑)。
今日もコメントしたいシーンが盛りだくさんでした。
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