本科と呼ばれる明律大学法学部に進学した寅子(伊藤沙莉)たち。法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、いよいよ男子学生には負けていられないと一段と気合が入っていた。本科では男子学生の花岡悟(岩田剛典)が待ち受けていたが、花岡は意外にも「これからは男女平等だ」と寅子たちに好意的。自分の偏見を恥じる寅子。対してよね(土居志央梨)は疑いの目を持っていた。
優三さんのコント風の演技と、寅子さんがビールを飲む姿には思わず笑ってしまいました。しかし、先週の岩田さんが演じる花岡さんの意味深な表情や平和を訴える話し方には、どこか不安を感じることもありました。その一方で、よねさんと轟さん、そして梅子さんとその夫とのやり取りがどう展開するかが気になりますね。法律が改正されたとしても、社会がすぐに変わるわけではないという現実を感じますが、寅子さんを想うお父さんの存在には心強さを感じます。久しぶりに「あさイチ」で3人が揃っての朝ドラを楽しむことができ、それはとても嬉しいですね。
寅子さんの表情は本当に素晴らしいです。単なるアップの映像でさえ、彼女の表情にはユーモアが溢れています。他の女優たちも顔芸で魅力を競っていましたが、寅子さんは特にその技術で一歩も二歩も先を行っていました。部屋を出る際の直言を見守る彼女の表情からも、その場の空気が伝わってきます。
伊藤沙莉さんは非常に才能のある女優だと思います。
また、優三さんが試験に落ちたそうですね。物語が進むにつれて、彼のセリフは少ないものの、いつも悲哀を帯びた表情で出演していますが、試験に合格した際にはもっと多くを語ってくれることを期待しています。
よねさんと轟さんの間に恋の芽生えが感じられるような出来事がありましたね。小橋さんが轟さんの子分だというのも興味深い設定です。
華丸さん、お帰りなさい。明日の「あさイチ」で梅子さんを演じる平岩紙さんが出演し、おにぎりに関する特集があるそうです。「朝ドラ受け」を超えた「伏線受け」と言えるでしょう。
岩田さんは、これまでにないほどの「爽やかな好青年」のイメージで登場しましたね。仮面ライダーシリーズから一風変わった脇役を演じる戸塚純貴さんにも注目です。飯田基祐さんが登場するときは、ほとんど悪役を演じていますが、今回の梅子さんの表情から見ても、彼が演じる役は怪しいものに違いありません。「花子とアン」での伯爵の家系の一員として、仲間由紀恵さんの兄として吉田鋼太郎さんに嫁がせられた役を演じたことがありますが、今回もまた面白い役どころが期待されます。
今週からの岩ちゃんと戸塚くんの出演が楽しみです。岩ちゃんは他のドラマでは犯人役を演じていましたが、ここではクセのある役どころを期待しています。学生たちがうっとりするような、良い役を演じてほしいものです。戸塚くんとよねさんが全力で向き合うシーンは非常に面白かったですね。よねさんはあんみつを食べる時はいつも一人だけのテーブルに座り、不思議と前を向いていますね。
まるで少女漫画の王子様のように、花岡くんが「ごきげんよう」と爽やかな笑顔で登場しましたが、次回の予告で聞こた彼の不穏なセリフから、「それは褒め殺しだな」と感じることがありました。
明律女子ファイブのメンバーも、個性的で面白いですが、男子学生たちも個性豊かで魅力的です。特にバンカラの轟くんには、これからの展開で大いに期待していますね。
よねさんと轟くんが行ったお握り対決では、二人が負けじとお握りを頬張る姿にドドンと陣太鼓が鳴り、その光景には笑ってしまいました。この二人は意外と良いライバルになりそうです。
一方、寅子たちがいよいよ本科に進学し、授業を受けている様子がドラマに映し出されました。三淵嘉子氏の回顧によれば、当時の女子学生は男子学生との間には関心はあるものの、直接話す勇気がなく、教室の前方に集まって授業を受けるのが一般的でした。これは、まだ男尊女卑の風潮が色濃く残る中での、女子学生たちの立場の表れだったと言えるでしょう。
股間男は先輩ではなく、同級生だったのですね。
父の帰りが遅くなっていることが何かの兆しではないかと感じています。そして、玉ちゃんの英語の上達は、戦後に華族制度が廃止されたことと関連があるのかもしれません。彼女が桜川家を離れて通訳になる可能性があると考えられます。
11月31日の契約が有効かどうかは、現代でも判例があるかもしれませんね。
梅子の夫が登場したことにより、先週のよねに続いて、今週は梅子に関する新たな事実が明らかにされるのではないでしょうか。
今週から戸塚純貴さん演じる轟太一さんの登場が楽しみです。彼が女子に対して見せる悪態や反感が、逆に愛らしく感じられるのは不思議ですね。これからの展開で、彼の人柄がどのように描かれるかが見ものです。
そして、轟さんとよねさんの間には、敵対心を持つ一方で、実は似た者同士という側面があるのかもしれません。これから彼らがどう接近していくのか、その過程が非常に興味深いです。
また、試験に何度も落ち続けている優三さんの、猪爪家の団欒に入り込めずに部屋の外から覗く姿は、なんとも言えず切ないですね。
これからのドラマの展開も、大変楽しみにしています。特に、女子学生たちと男子学生たちの関わりや、キャンパスライフの中でどのようなドラマが繰り広げられるのかが注目されます。そして、梅子さんの夫が授業を担当することによって、どのような変化が起こるのかも見逃せません。
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