朝ドラ「虎に翼」朝ドラにサイコパス登場やん!

虎に翼

美佐江は、三条の大地主である森口(俵木藤汰さん)の娘で、東京の大学で法律を学ぶことを目指す成績優秀な高校3年生です。彼女は喫茶店「ライトハウス」で、涼子(桜井ユキさん)と玉(羽瀬川なぎさん)が営む店で寅子と知り合いました。美佐江は、法曹界で活躍する寅子に強く憧れています。

第83回では、森口と美佐江が三条支部を訪問します。美佐江はビーズで作った“赤い腕飾り”を寅子の左手首に巻き、「先生は私の特別です」と微笑みました。

その頃、航一(岡田将生さん)から、市内で頻発しているひったくり事件の犯人と名乗る中高生6人が自首してきたとの連絡が入ります。不思議なことに、元木(山時聡真さん)を含む7人の少年たちは学校も異なり、何のつながりもないとのことでした。

寅子が担当する傷害事件の証人尋問が始まり、被害者の元木が証言台に立ちました。元木は寅子の腕飾りに気づき、「あの子をスッキリさせたくて」とつぶやき、「自首してきたやつらは俺に手柄を横取りされたくなかったんだろう」と不敵な笑みを浮かべ、手首に巻いた赤い腕飾りを見せました。

その後の調査で、自首してきた6人全員が同じ腕飾りをしていたことが明らかになりました。そんな中、美佐江が三条支部にやって来て、寅子を訪ねました。寅子が「赤い腕飾りを他の人にもあげたのか」と尋ねると、美佐江は「特別な人にだけです」と微笑みました。さらに、寅子が「それは何人くらい?」と聞くと、美佐江は「嫉妬ですか?」と返しました。

寅子が「美佐江さんのいう特別って、どういうことなのかしら? 例えば、あなたのために何か……」と言いかけたとき、美佐江は突然腕飾りを引きちぎり、「用事を思い出したので、今日は帰りますね」と笑顔を浮かべ、深々と一礼して立ち去りました。

当時の時代背景を考えると、地方の有力者の娘が高校生でありながら複数の男性をコントロールしていたという設定は確かに現実的ではありません。当時の地方では、未婚の男女が一緒に歩いているだけで婚約を疑われるほどでした。また、当時の交通事情を考えると、三条市と新潟市の間の移動は今ほど簡単ではなく、女子高校生が頻繁に行き来することは難しかったでしょう。しかし、これはドラマですから、ある程度のフィクションを受け入れる必要があります。

私が疑問に思ったのは、なぜ航一さんがあの店を贔屓にしているのかという点です。寅子も同じように疑問を持っていたはずです。そして、あの店にはもう一人の重要な客、美佐江がいました。この点について書いたところ、「わけがわからない」というコメントを多くいただきました。

今日の放送では、美佐江を航一さんが怪しんでマークしていたという線が浮上しました。もちろん、航一さんが店に通った時系列は不明確ですが、美佐江が目的で航一さんが店を訪れていた可能性も考えられます。

航一さんがあの店にこだわっていた理由が美佐江だったとすれば、「わけがわからない」といったコメントは浅い考えに過ぎません。真実がどうであるかは今後明らかになるでしょう。

ホラー展開というよりも、美佐江が寅子に贈与した腕飾りを故意に壊したのだから、寅子は損害賠償を請求することができるでしょう。美佐江は腕飾りを修理するか、同等のものを寅子に渡す義務があります。その場で寅子が法律家としてその主張をしたら面白い展開になったでしょうし、法律家を目指す美佐江の対応も見どころだったかもしれません。大人気ないかもしれませんが、法律とはそういうものです。

美佐江は寅子に贈ったミサンガを目の前で派手に引きちぎることで、ショックを与え、「美佐江は何をするかわからない人間」という恐怖心を植え付けようとしたのでしょう。サイコパスはターゲットを喜ばせたり怖がらせたりして洗脳していくものですが、この幼稚なテクニックは同年代の少年たちには効いたかもしれませんが、寅子には通用しないでしょう。

この展開には本当に驚かされました!突然のホラー要素の登場に驚きつつも、今週後半の展開がとても楽しみです。しかし、ストーリーとはいえ、弁護士兄弟があれで、地元の有力者もあれで、その娘までこれでは、新潟のイメージが下がってしまうのではないかと我が家で話題になりました(笑)。

美佐江ちゃんが今後どうなるのか、本当に気になります。彼女は多くの人に「特別」と言って意のままに動かしていたのでしょうか。とても恐ろしいですね。大地主の娘という立場から、あの弁護士兄弟が彼女の行為を揉み消したりするのではないかと考えてしまいます。

「嫉妬ですか?」という台詞は、美佐江のアンファンテリブルぶりや幼さ、不安定さ、未発達さを表現しており、まさに少年事件を象徴する秀逸な台詞ですね。

美佐江が笑顔で腕飾りを引きちぎるシーンにはエッ!?と驚かされました。バッグをドサッと落とす場面から既にドキッとさせられました。寅子がこの状況をどう裁くのか、ちょっとワクワクします。

この美佐江の問題は、明後日の金曜日までに解決するのでしょうか?優未ちゃんや稲さんが嫌がらせを受けないか心配です。

美佐江ちゃん、本当に怖いですね…闇が深いです。彼女が朝ドラらしく、だんだん良い子に変わっていく展開になるのでしょうか。

これこそがドラマの醍醐味ですね。今後の展開が楽しみです。

森口さんが大地主という設定ですが、昭和22年の農地改革をどうやって免れたのでしょうか?あの親にしてこの子ありという感じですね。

このドラマにはサイコパス的なキャラが多いように感じます。美佐江は特に怖いです。何人にあの赤いミサンガを渡したのでしょうか。みんな、あの子をスッキリさせたいという理由で、裕福で頭の良い子たちが犯罪に手を染めるようになってしまったのですね。美佐江の洗脳力はすごいです。まだ自首していない少年がいるかもしれませんし、ひったくり以上の犯罪を犯している少年もいるかもしれません。塾ライトハウスで勉強していた少年少女たちも全員赤いミサンガをつけていたのかもしれません。寅子も赤いミサンガをつけて法廷に出てしまいましたが、それがどう影響するのか気になります。

「嫉妬ですか?」と言った時点で、美佐江の印象が一変しました。ミサンガを引きちぎる行動で確信し、今後も疑いの目でしか見れない存在となりました。もし彼女の目的が「暇つぶし」や「快楽求めて」程度なら、本当に下衆な人です。優未だって美佐江系予備軍だった可能性もあります。涼子様の華族教育も、寅子にとっては参考になったことでしょう。

美佐江の裏の顔が見えましたね。彼女はサイコパスでしょうか?恐怖を植え付けて支配しようとしているようです。優等生ほど何か裏があることが多いものです。良い子を演じ続けるストレスを発散するために、他人を操っていたのかもしれません。

森口父がこの事実を知った時、どう反応するのか楽しみですね。偉そうにしているけれど、娘が裏で悪さをしていることを知ったらどうなるでしょうか。

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