橋本環奈主演「おむすび」最終回直前!新津ちせ登場で変わる物語の行方

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コロナ禍の描写が一週間で終了、「おむすび」視聴者から物足りなさの声

NHK連続テレビ小説「おむすび」で描かれたコロナ禍のエピソードが、わずか1週間で終了したことに多くの視聴者から「あまりにも短すぎる」という声が上がっています。橋本環奈演じる主人公・結の病院での奮闘を丁寧に描くかと思われましたが、ナレーションによる駆け足の展開に「消化不良感」が広がっているようです。

「あっという間に解決するのは予想通りだったからそこはもう何とも思わない」「今週のエンディングで結と花が抱き合うシーンでも何の感情も湧かなかった」など、感情移入の難しさを指摘する声も目立ちます。実際のコロナ禍は緊急事態宣言解除後も長く続き、医療現場は厳しい状況に置かれていましたが、ドラマでは「令和2年5月、緊急事態宣言が解除されると、街には人が戻り、ヘアサロンにも次々と客が訪れた」とナレーションだけで片付けられました。

医療従事者として働く結の葛藤や苦労は描かれましたが、患者からの手紙一通で転職を思いとどまるという展開に「あまりにも学芸会的台本にため息が出た」という厳しい意見も。管理栄養士として味覚障害や嗅覚障害のあるコロナ患者に対して、どう栄養を摂らせるかという専門的な視点からの描写を期待していた視聴者からは「せっかくコロナを題材に扱うなら、管理栄養士としてどう立ち向かうかにすればよかった」との指摘も寄せられています。

「ドラマだからそこまでリアルにする必要ないのならなぜコロナを扱う?」という根本的な疑問も投げかけられており、製作側が取材した事実をドラマとしていかに昇華するかという点に課題を残した形となりました。味覚障害や栄養摂取の問題など、管理栄養士ならではの専門性を活かした展開よりも、「ママは仕事が大事」という表面的な葛藤に終始してしまったことへの物足りなさが、多くの視聴者の本音のようです。

一方で制作統括の宇佐川隆史さんは「感染エリアのシーンの撮影では、演者さんもスタッフも『どうしてもこのシーンは伝えなければならない』という思いで、連帯感が強まりました」と語り、医療従事者へのリスペクトを表現したかったという制作側の意図を示しています。しかし「本当に医療従事者に熱いリスペクトがあったら、ナレーションで簡単に『緊急事態宣言が解除されました』で片付けたりしないよね」との声も少なくありません。

「おむすび」の放送も残り2週間。次週からは物語が大きく動き出す予定で、花役が宮崎莉里沙から名子役として知られる新津ちせに変わるなど、ラストに向けての展開に期待が寄せられています。しかし、これまでの展開のペースを考えると「すっとんで飛ばしていくんだろうな」と懸念する声もあります。視聴者の間では「虎に翼」や「カーネーション」などの過去作と比較する声も多く、朝ドラの本来の魅力を問い直す機会にもなっているようです。

橋本環奈の起用と視聴率の関係性に見る朝ドラの課題

NHK連続テレビ小説「おむすび」の主演を務める橋本環奈さんの起用と視聴率の関係について、様々な議論が交わされています。ある番組評論家は「橋本環奈がパーフェクトすぎるから」と視聴率低迷の理由を分析しています。「出演作も多数、俳優としての人気・実績も申し分なし、CMにもひっぱりだこ、バラエティー対応も素晴らしく、昨年の紅白歌合戦の司会を務めるなど知名度も抜群。あまりにも完璧すぎて、視聴者にとって感情移入しづらかったのではないか」という指摘です。

しかし、この見方に対しては「橋本環奈さんが問題なのではなくて、脚本の問題」という反論も多く見られます。「確かに朝ドラと言えば以前はフレッシュな新人を主役に使うのが定石で、それが楽しみの一つではありましたが、脚本がもっとちゃんとしていれば橋本さんでも良いドラマになった」という意見も少なくありません。

「おむすび」は放送開始当初から「見ていられない」との声が上がり、「仲里依紗(米田結の姉で、伝説のカリスマギャル)が出てくるまで我慢して見るか」という視聴者の声も聞かれました。橋本環奈さんのスケジュールの都合で主演不在の週があったことも影響し、「スケジュールに合わせて何度も脚本を修正しすぎたのか整合性がなくナレーション主体の再現ドラマみたいな印象」という指摘も。

「経験豊富で視聴者それぞれにイメージがつきすぎて、朝ドラで求められるフレッシュさ純白さは一切ない状態でのスタートだった」という声は、朝ドラの主演像に対する視聴者の期待値を表しています。かつての朝ドラは無名の新人女優が主演を務め、視聴者はその成長を見守るという楽しみ方がありました。一方で、すでに確立されたイメージを持つ女優が主演を務めると、役柄に入り込むハードルが高くなるという側面もあります。

「橋本環奈さんは、コメディタッチの顔芸演技しか出来ないのかな?」という厳しい声がある一方で、「シリアスなドラマよりコメディドラマやバラエティの方が向いている」という意見も。「朝ドラのように視聴者の年齢層が幅広く、主人公の半世紀を描くものではなく、学園恋愛モノで主人公の彼女役とか、家族の一人とか、そんな位置付けで華を添える役の方が合っている」との分析もあります。

朝ドラにおける主演女優の起用は、単なるキャスティングの問題ではなく、ドラマの内容や役どころと女優のイメージがマッチするかという本質的な問題をはらんでいます。「おむすび」の場合、「米田結」を演じる橋本環奈という印象よりも「橋本環奈が演じている」という印象が強くなってしまった点が、視聴者の感情移入を妨げた一因かもしれません。

一方で「連日一人の女優をおとしめる記事を見て不快な思いをしている。これは公器を使ったイジメではないか」という声も上がっており、批評と中傷の線引きについても議論が必要な段階に来ています。「きっと耐えて頑張って仕事に励んでいると思います」という橋本環奈さんへの応援の声も少なくありません。

朝ドラの主演選びについて「NHKは紅白で2年間も橋本環奈に助けられた恩があるだろうけど、朝ドラ起用は違ったと思う」という意見もあり、局の起用意図とも併せて、今後の朝ドラ制作における主演選びの基準が問われているようです。

次週予告で明らかになった物語の新展開

「おむすび」第115回の放送終了後に流れた次週予告が、視聴者の間で大きな話題となっています。コロナ禍を乗り越えたその先に、物語が急展開する様子が映し出され、SNSでは「次回予告激動すぎる……」「鳥肌が止まらないのですが…」「頭の中がキャパオーバーで全然入ってこない〜」など、情報量の多い予告映像に多くの反響が寄せられました。

特に注目を集めているのは、「真紀ちゃん(大島美優)にそっくりな女の子の登場」です。ナベさん(緒形直人)の娘役だった大島美優さんが再登場するという展開に「花ちゃんめっちゃ大きくなってるし、真紀ちゃん??」という驚きの声が上がっています。「まさかナベさんが養子にする?伏線としてはあまりにも現実的ではない」という指摘もありますが、「これが『おむすび』最大で最後の切り札なのでしょうね」と期待を寄せる声も。

また、「まさか離婚!?」と叫ぶ結と歩(仲里依紗)の姿や、「お父さんと糸島に移住したいと思ってるんだよね」と話す愛子(麻生久美子)の言葉など、家族の形が大きく変わる可能性を示唆する場面も。「予想通り。見ればわかるのに、わざわざ病院を『戦場』と言うセンスのないナレーションなど」と批判的な見方もある一方で、「母は糸島に移住したい、父は神戸で理容師続けたい。結局父が折れて翔也に店を渡し、父母で糸島移住するのでしょう」と展開を予測する声も見られます。

さらに、公式インスタグラムが14日に更新され、17日から始まる第24週以降の相関図が公開されたことでも視聴者の注目を集めています。第24週のタイトルは「家族って何なん?」で、「コロナ禍を経験した結たち。状況も価値観もめまぐるしく変化し、激動する世界の中で、それぞれに選び突き進む自分らしい生き方とは」という内容が予告されています。

最も驚きを呼んだのは、結の娘・花役が、子役の宮崎莉里沙から新津ちせに変わっていることでした。「おぉ~ここにきて花ちゃん役で新津ちせちゃん登場!」「やっぱりチビひなた(新津ちせちゃん)だった。名作ドラマの子役」と話題になっています。新津ちせといえば「パプリカ」が大ヒットした音楽ユニット「Foorin」の元メンバーで、アニメ監督・新海誠監督の娘としても知られています。朝ドラは2020年「エール」、22年「カムカムエヴリバディ」に続く3回目の出演となります。

「来週から花ちゃんが新津ちせちゃんになるの?今週までと全然イメージが違う。演技がうまいから大丈夫かな?」「アニメ監督・新海誠さんの娘にして、エールのチビ梅ちゃんで、カムカムエヴリバディのチビひなた。名子役だけに肩書きが多いね」と期待とともに、「え?新津ちせさん新海誠の娘やったん…??今知ったの私だけ…??」と新たな発見をする視聴者も。

残り2週間という短い時間でどのように物語が展開していくのか。「そんな悔しさやいらだちをギャル魂などという後付けみたいなカッコの良いイメージで補おうとする。そんな自己満足だけで、自分だけが大好き」というギャル設定への批判的な声がある一方で、「残り2週。久しぶりに朝ドラ視聴を完走出来そうです」という前向きな感想も見られます。最終回に向けて視聴者の間で「おむすび」への関心は高まっています。

新津ちせの花役起用に視聴者から期待の声

NHK連続テレビ小説「おむすび」の残り2週間の放送を前に、結(橋本環奈)の娘・花役が新津ちせに変更されることが明らかになり、視聴者の間で大きな注目を集めています。公式インスタグラムで公開された相関図から判明したこの配役変更に、「新津ちせ!?前にも朝ドラ出てた。パプリカのフーリンで1番小さかった子で新海誠監督の娘だよね?」「アニメ監督・新海誠さんの娘にして、エールのチビ梅ちゃんで、カムカムエヴリバディのチビひなた」と驚きと期待の声が寄せられています。

新津ちせは2018年にリリースされた「パプリカ」で一躍注目を集めた音楽ユニット「Foorin」の元メンバーとして知られていますが、それ以上に朝ドラファンの間では、2020年の「エール」、2022年の「カムカムエヴリバディ」に続く3作品目の朝ドラ出演となることで話題を呼んでいます。「カムカムエヴリバディ」ではチビひなた役を演じ、演技の上手さで視聴者を魅了しました。

「来週から花ちゃんが新津ちせちゃんになるの?今週までと全然イメージが違う。演技がうまいから大丈夫かな?」という声には、「『演技がうまいから大丈夫かな?』っていうのは『大丈夫かな?』って心配してるんじゃなくて、『安心だ』っていう意味なんだろうな」と、新津ちせの演技力への信頼が読み取れます。

さらに「カムカムの再放送をみて改めて思ったけど、新津さんは哀愁を漂わせる演技がうまいですね」「『スクラビングバブル』のCMでは達者な演技を見せてます」と、その実力を評価する声も多く見られます。中には「ちせちゃんには将来、朝ドラヒロインになってほしい」と将来を期待する声もあるほどです。

一方で、キャスティングの狙いについて「テコ入れも虚しく終わるんだろうな…」「昔、料理できないオヤジが作ったチャーハンがおいしくなくて色々、味変したけど手遅れだったの思い出した…」「カムカム人気にあやかろう…なんてことはないだろうけどね」と懐疑的な見方をする視聴者もいます。また「脚本家の意図なのか局の意図なのかわからんけど悪足掻きするにしても駄作の客寄せパンダに使われる役者さんに対して失礼」という批判的な声も見られました。

花役の交代について「今の花ちゃんとはあまりにも違うんでみんな誰?とか言って戸惑いそう」「子役変更は吉と出るか凶と出るか…」といった声もあり、視聴者は残り2週間の展開に注目しています。これまで宮崎莉里沙が演じてきた花役から新津ちせへの変更は、時間の経過を表現するための自然な流れではありますが、ドラマ全体の評価が低迷している中での変更だけに、その効果にも関心が集まっています。

「おむすび」の糸島編は評価が高かったという意見もある中、最終回に向けて「やはり福岡県民なので後半、福岡が舞台になったのが永吉さんの葬儀でセットだけなんで、最後の2週のうち福岡ロケのシーンとかして欲しい」との要望も。新津ちせの起用で「久しぶりに朝ドラ視聴を完走出来そうです」と前向きな視聴者も増えています。

物語は「家族って何なん?」というテーマに向かって進んでいくようです。「コロナ禍を経験した結たち。状況も価値観もめまぐるしく変化し、激動する世界の中で、それぞれに選び突き進む自分らしい生き方とは」という公式からのメッセージとともに、新津ちせ演じる花を含めた結の家族の形が、どのような結末を迎えるのか、視聴者の期待と注目が集まっています。

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